30.イン・ザ・会議室 ページ30
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やっぱり居たよ！！！
何でも無いような顔して
部下に笑って冗談言いながらキーボード
打ち込んでる。
でも昨日より元気そうで
本当に良かった。
部署内に入ると私に真っ先に気付く部長。
なんか眉間にシワ寄せてる…
え、なんか私した！？
「…ちょっとこっち来い。」
「え…えぇえ…」
グイグイ腕を引っ張られ
入ったばかりの部署から追い出される。
何事！？
渡り廊下を歩いて、
ガチャっと入った部屋は。
「な、なんで会議室…？」
「お前が俺んちに来たって知られたら
怪しまれるだろ。」
「…あ、なるほど…」
どうやら昨日の看病の話らしい。
誰も居ない会議室がうってつけ
だったって訳だ。
ふむふむ頷いてると頭上から
コホンっと咳払い。
「…昨日ありがとな。
お粥もまぁ、美味かったし。」
「いえ！急にお邪魔してごめんなさい。」
「それは良いんだけどお前に風邪…
移してないよな？」
心配そうに言う部長。
ここまで来て心配するのは相手ってのが
部長らしい。
「大丈夫ですから、自分の心配しましょ。」
「…ならいいけど。」
「ね。ほら、戻りますよ。」
「ちょっと待て。」
「どうしたんです？」
ピタリと歩みが止まる。
「来週の月曜の夜空けといてくれない？」
「…まさか…残業手伝えと！？」
「違ぇわ！！メシ奢るから。」
「行きます。ぜひ行きます。」
秒速で答えると盛大に吹き出して
笑われた。
奢りには弱いものだ。
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きりりん(プロフ) - チェリーさん» ふぎゃあああ、コメありがとうございます！！そう言って頂いて光栄です｡ﾟﾟ(*´□`*｡)°ﾟ｡モテモテなのはきっと作者の願望だからですね！笑これから智くんが色んな顔見せてくれると思うのでこれからも読んでやってくださいね！ (2017年4月8日 18時) (
レス) id: f5be3d2d1d (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - こんにちは！！この作品、昨日あなたへのオススメに出ていて、昨日から見させて頂いております！モテモテな主人公ちゃんが羨ましいですね…笑この作品の智くん、ほんとに大好きです！これからも頑張ってください！ (2017年4月8日 18時) (レス) id: a0fb27e534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりりん
| 作成日時：2017年3月26日 10時
