18.もはやプロポーズ ページ18
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カコンッと
ビール缶がぶつかる音が響く。
「かんぱーい」
「か、かんぱーい」
なんだか緊張。
だって二宮以外の男の人と
お酒飲むの久々だから。
しかも家飲みという。
…昨日のはノーカンにしとこう！！
で、本題を話さなきゃ。
「話…ってのがですね…。」
「ん…ｯ」
ごくり、ごくり。
ビールを流し込む姿が何だか
非常にセクシーと言いますか。
分かってる、話すとき
見るべきなのはそこじゃないと。
でも思わず見ちゃうんだよ！！！
思わず喉を凝視してる
私に気付いたのか大野さんが
ビールを飲むのをピタッとやめる。
ハッと見上げると。
「Aちゃん、変態。」
「す、すみません！つい、セクシーすぎて。」
「んふっ、そうかぁ？」
ビールのせいかな、
何だかとんでもなく色気を
秘めてる気しかしないぜ！！！！！
ってじゃなくて。
「違う違う、そうじゃ」
「そうじゃなぁーい？」
「鈴木雅之ｯ！！！」
「正解ｯ！」
「って違うｯ！そろそろ本題！笑」
「はい。笑」
「あのですね、
まず同居についてです。」
「あぁ…んと、流石に迷惑だよね。
明日出てくね。」
ピタリ、飲もうとした手が止まる。
出てくって言葉を聞いてだと思う。
迷惑もなにも私が勝手に。
「なんも迷惑じゃないんです。
楽しいですし、ご飯美味しいし。」
「ふふっ、ご飯美味しいしって。笑」
「だから、大野さんさえ良ければ。
飽きるまでここに居てくれません？」
いざ言ってみた事を再生すると
なんだか逆プロポーズ。
完璧なセリフすぎて
恥ずかしくなってきた！！！！！
俯いてた顔を大野さんの方へ
向けると、え？なにこの顔？
「どんな感情ですかその顔！！」
「う、嬉しいっていうか。ねぇ。」
ふにゃっと笑うのを
我慢してるとそんな顔になるのか
って言うなんとも言えない顔。
でも嬉しいって聞けたら
何だかホッとしてる自分がいた。
「そのプロポーズ受け取ります。笑」
やっぱり大野さんが聞いても
プロポーズみたいだったらしい。
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きりりん(プロフ) - チェリーさん» ふぎゃあああ、コメありがとうございます！！そう言って頂いて光栄です｡ﾟﾟ(*´□`*｡)°ﾟ｡モテモテなのはきっと作者の願望だからですね！笑これから智くんが色んな顔見せてくれると思うのでこれからも読んでやってくださいね！ (2017年4月8日 18時) (
レス) id: f5be3d2d1d (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - こんにちは！！この作品、昨日あなたへのオススメに出ていて、昨日から見させて頂いております！モテモテな主人公ちゃんが羨ましいですね…笑この作品の智くん、ほんとに大好きです！これからも頑張ってください！ (2017年4月8日 18時) (レス) id: a0fb27e534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりりん
| 作成日時：2017年3月26日 10時
