12.ゲーマー皇子様 ページ12
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「ビックリした。
アナタ追いかけられてるんだもの。」
くふふっと笑う二宮。
いや、私もビックリしたんですけど。
ナイスタイミングすぎて。
「疑問…。」
「え、何、助けない方良かった？」
「いやいや！それはありがたいけど。」
「けど？」
「なんで居たの？」
「何でも何も、俺今日は残業しない予定なの。
んで、ロビー歩いてたら
"待てー"とか聞こえてたから
助けてやったのよ？」
「タイミング良すぎるよメシア…。」
「ね？俺良い男でしょ？」
ニヤッと笑う姿が
ほんとに良い男っぽく見えてきた。
二宮マジック。
なんて話してればポーンっと
私達を乗せてた箱が止まる。
会社が高層ビルの上層階に
あるものだから意外と
乗ってる時間がいつもなら長く感じる。
ただ今日はそんな余裕は無い。
エレベーターから降りて、
ちょっと周りを見渡して
急ぎ足でゲートに社員証を通して、
また周りを見渡す。
そしてやっと肩をなで下ろした。
「今すげぇホッとしたでしょ。」
「…そりゃそうよ…こわいもん。」
「ふぅん。あ、てかお礼は？」
「はいはい、ちゃんとしますよ。」
「んじゃ飲みに行こっか。
Aの奢りで♡」
あざとーく言って、
おまけに語尾に絶対ハート付いてる。
女より可愛いってムカつくわ…。
でもアレだよね、大野さん。
家で待ってるよね…。
かと言って奢らないのは。
助けてもらってなかったら
間違いなく私捕獲されてた。
「はいはい、分りました…。」
「くふっ、カッコいいねAちゃん。
惚れちゃうわ。」
「黙れ女子宮。」
「あー、酷い。酷すぎる。」
「すみませんねぇ。
てかいつもの居酒屋で良いの？」
「何言ってんの？家飲みよ？アナタんちで。」
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きりりん(プロフ) - チェリーさん» ふぎゃあああ、コメありがとうございます！！そう言って頂いて光栄です｡ﾟﾟ(*´□`*｡)°ﾟ｡モテモテなのはきっと作者の願望だからですね！笑これから智くんが色んな顔見せてくれると思うのでこれからも読んでやってくださいね！ (2017年4月8日 18時) (
レス) id: f5be3d2d1d (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - こんにちは！！この作品、昨日あなたへのオススメに出ていて、昨日から見させて頂いております！モテモテな主人公ちゃんが羨ましいですね…笑この作品の智くん、ほんとに大好きです！これからも頑張ってください！ (2017年4月8日 18時) (レス) id: a0fb27e534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりりん
| 作成日時：2017年3月26日 10時
