♪36♪ ページ37
貴「先輩、明日ですね、文化祭」
錦「おう、お前機嫌悪いん?」
貴「まぁ、…そうですね」
だってぇぇぇ、プログラムがぁぁぁ〜〜〜
吹奏楽部終わってから30分後に、バンドって。
それも、バンドがトリって。
演奏終わって片付けして、また体育館戻って…とか、間に合わないじゃん。
実行委員長、何考えてるのぉぉ〜〜〜
貴「うぉぉ〜〜〜〜」
錦「お前、怖いわ」
貴「だっで〜〜〜」
諦めきれないっ!!
村「合奏すんぞー」
明日で3人で演奏できるのも、本当に最後なんだなぁ。
そんな事考えてたら、すでに涙腺が〜〜
錦「今から、泣くなや」
やば、ばれてた^^;
合奏が終わって、錦戸先輩はバンドの練習に行ってしまいました。
裕「Aちゃん元気?」
貴「元気ですよぉ〜」
裕「ちょっと淋しそうな顔してる。
明日、錦戸くんのギター観に行くの?」
貴「アハハ、間に合わないですよね?片付けしてたら。残念ですけど、諦めようかなぁって」
裕「そっかぁ、Aちゃん、観に行きたい?」
貴「はいっ!それはもう!!」
裕「……じゃあ、明日、協力してあげるよ」
貴「あっ……ありがとうございます」
裕「錦戸くんのかっこいい姿、しっかり観てきてあげてね」
貴「はっ///はいっ//」
さぁ、やって来ました 文化祭!!
貴「章大、おっはよー!」
章「おはよぉ」
貴「どーした?元気ない?」
章「そんなことないで、めっちゃ緊張しとるだけー」
力ない笑顔。私まで胸がキューってするよ。
貴「あーん、そんな顔しないで。
章大だったら大丈夫だって。今まで練習してきたこと信じて本番に向かえば、結果はついてくるよ……って、誰かが言ってた(笑)」
章「それ、亮ちゃんや。昨日、おんなじような事、言うてたよ」
貴「ふへぇ//そうだったっけ?」
章「ふへぇって(笑)Aおもろいわー」
貴「よかった。章大にはその笑顔が似合ってる」
章「よぉ〜し、頑張るぞぉー!」
「「お〜〜っ!!」」
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作者名:ちか | 作成日時:2014年9月7日 14時