踏み出す世界 ページ50
瑞稀side
トントントントン
心地よい音が聞こえて目を覚ます。
んー。頭クラクラする…
ってここ。どこ？
井上：っ、え？、、、え？
え？本当にどこ？
こんなとこ来たことない…
整理しろ。頭の中整理だ…
俺は作ちゃんの家を訪ねてきて…
倒れちゃって…
作間：お母さん。瑞稀くん起きた？
作間母：見てないからわからないけど物音もしないし起きてないんじゃない？
作間：そっか〜。みーずきくん！
突然のことにギュッと目を瞑る。
作間：瑞稀くんってかわいい顔してるよね。
作間母：あぁ。それは私もずっと思ってた。
なにそれ…めっちゃ恥ずい。
ってか起きれないじゃん。
どうしよ。
作間：瑞稀くん。起きてるんでしょ？
井上：へ？
そう言って目を開けると作ちゃんとの距離間はガチの5センチ
作瑞：うわっ！！
作間母：なにがあったの〜？あ。瑞稀くんおはよう。今日は泊まってってね。
井上：あ…はい。
ん？今泊まってってって言った？
まぁいいか。とりあえず。
井上：なんでお前が驚くんだよ。
作間：いや、起きてると思わなくて。
じゃあなんであんなに近かったんだよ。
俺あのタイミングで起きてなければ作ちゃんにキスされてたんじゃないかってくらい近かったぞ。
_________________________________________
作間母：瑞稀くんはいつから事務所入ってるの？
井上：えっと。小学2年のときからです。
作間：瑞稀くんは長いんだよ。
作間母：そうなのね〜。
俺はあの後作ちゃんのお母さんにご飯をいただいた。
作ちゃんのお母さんは全然イメージが違って俺の体調のことも好き嫌いも気遣ってくれてこんなお母さんの元で成長できる作ちゃんいいなぁ。なんて言ってしまったくらいだ。
作間：瑞稀くんは明日どうするの？
井上：明日はガリさんの家行こうと思って。
これで作ちゃんは戻って来てくれる。
だから次はガリさんだ。
作間：わかった。じゃあ、俺も行く。
井上：え？
作間：仲間でしょ。
井上：っ、うん…
さっきまで1人だったのに。
作間：早くステージに立ちたいね。
井上：うん。
勇気を出して踏み出してみたら
違う世界が待っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 84人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「HiHiJets」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおいろ | 作成日時：2020年4月22日 14時
