終わり ページ23
あれから2週間。
ガリさんは一度もレッスンに来なかった。
でも、容赦なく日は進む。
美少年との合同公演の練習だって始まった。
美少年は着々と準備が進んでいてみんなとても清々しい表情をしていた。
それに加えて俺らは…
井上：俺ら、なんも考えて無かった。全部ガリさんに任せっきりで…振付師さんにどんなイメージ？って言われても答えられなかったじゃん？
途中から振付師さんをつけてもらって構成を考えているものの、ガリさんが考えていたイメージを誰一人把握していなくて、レッスンは全く進まなかった。
�盒供Г佑А�作間。早いとこガリさんに謝ってさ。レッスン来いっていいなよ。
作間：俺だって…
橋本：作ちゃん、そういうところよくないよね。
作間：え？
橋本：なんかひと事じゃん？アイドルを自分がやってるって自覚してるわけ？なんか俺の夢はアイドルじゃないとか言ってるけど、俺らはそういうわけじゃなくて、ガチでアイドルしたいって思ってやってるからさ。
�盒供Щ廚Δ世韻覆蕕いい韻病崚戮暴个気譴襪叛議礁堆任覆鵑世茲諭�
違う…違う…そんなこと思ってないのに。
口が支配されているかのように出てくる言葉。
気づいた時には、
作間：ごめん。俺も…無理だわ。
作ちゃんは目から涙を一粒流して、瑞稀くんにごめんね。というとレッスン室を出て行った。
井上：作ちゃん！
瑞稀くんはそう言われた瞬間作ちゃんを追いかけて行ったけど。
ｶﾞｼｬ、ｶﾞｼｬ、ｶﾞｼｬﾝ！
ものすごい音がして
橋本：瑞稀！！
�盒供Э雉�くん！！
しばらくすると、
井上：作ちゃん。ガリさん。ごめ、ごめ、ハァッ！ごめん。ハァッ！ハァッ！ゲホ、俺が。俺が…
顔を涙でぐちゃぐちゃにぬらして過呼吸気味になった瑞稀くんが戻ってきて、俺たちには目もくれずにバックを持ってレッスン室を出て行った。
橋本：くそっ！やってらんねぇ。
�盒供Р燭�どうなってんだよ！
あぁ。もう、俺らは終わりだ。
これ以上修正することなんてできない。
�盒供Г海譴如⊇�わりか…
バラバラになった俺らは。
伝説にはなれない…
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作者名：あおいろ | 作成日時：2020年4月22日 14時
