くい違う気持ち ページ22
�盒供Д�リさーん！ここは？
橋本：ガリさん？サビのステップ！
作間：ガリさん。ここのセトリは変えた方が絶対いい。
今は1ヶ月後に行われる初のHi美合同公演の練習のまだ定中なんだけど…
猪狩：ぅぅ…まじ、わっかんねぇ。
いくらプロデュース能力があると言ってもガリさんだってまだ中3の上にライブの構成だって初心者だ。
もちろん、俺らもそれは初めてのことだからなにもわからないし、どのタイミングでどれだけ決まっていればいいのかだってわからない。
だから1ヶ月前でセトリだってまともに決まっていない今の状況がやばいのかやばくないのかだって判断できないのだ。
でも、判断できない＝不安になるのももちろんある。
中でも作ちゃんはテスト期間でもあるため、いつもよりイラついている気がする。
そして、遂にこの時が来てしまった。
5人が5人になって初めてバラバラになる日が。
始まりは、
作間：ガリさん、なんでできるなんて言ったの？
作ちゃんのこの言葉だった。
猪狩：なんでって…
作間：できないならできないって言えばなんか変わったかもしれないじゃん。
猪狩：でも…やる気も自信も…
作間：やる気だって自信だってあるだけなら意味ないんだよ！
井上：作ちゃん…それはさすがに言い過ぎ…
猪狩：わかったよ！もういいし。俺グループ入る時に優斗に言ったよな？
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猪狩：俺のやりたい通りにやらせてくれるって！それなのに最初からこれかよ！
橋本：でもね。ガリさん。やりたい通りにやって間に合わなかったじゃ済まないんだよ。
�盒供Р兇薀廛蹐世�ら。
猪狩：はぁ？だから、俺は一生懸命やって…！
作間：ガリさん。もういいよ。ガリさんがいるだけで雰囲気悪くなるし。今日はもう終わりにしよ。
猪狩：てめぇ。
井上：作ちゃん…言い過ぎだよ。
猪狩：あぁ。もういいよ！それなら4人でやればいいじゃん。好きなように振付師だってつけてさ。その方が平和でいいだろ！？
�盒供Г修鵑覆海噺世辰董帖�
猪狩：じゃあ誰一人こんなこと思ってねぇのかよ！
確かに…
思ってないと言ったら嘘になる。
ガリさんが折れてくれたら楽なのにって…
そして何も答えないでいると…
猪狩：俺、グループ辞めるわ。
井上：ちょっ、待って…
瑞稀くんが必死に止めようとするけど。
猪狩：瑞稀くん。ごめん。俺もう、限界だわ。
瑞稀くんは突き飛ばされレッスン室に倒れこんだ。
あぁ。
遂にバラバラになったんだな。
俺ら。
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作者名：あおいろ | 作成日時：2020年4月22日 14時
