グループを組まないわけ ページ15
�盒供Г癲繊Ａ瓩�言ってよ笑
あんなに必死に瑞稀くんのことを彼らに訴えてかけてたのに、聞こえてなかったなんて最悪だ。
それどころか、橋本くんと瑞稀くんにめちゃくちゃ笑われてしまった。
しかも、
橋本：あのさ、言いにくいんだけど…俺から受け取った時にはもうすでに切れてたよ笑
と瑞稀くんの腕の手当てをしながら橋本くんはそう言った。
�盒供Г─�まじで！？
橋本：まじまじ。だから優斗の話は相手には一つも聞こえてないよ笑
おもしろいね笑と笑った彼は次の瞬間に真剣な顔をして瑞稀くんに向き合った。
橋本：瑞稀。何があったか教えてくれる？
井上：…いや。
橋本：でも、瑞稀は本当にグループ組みたくないの？小さい時はあんなにグループ組んでデビューしたいって言ってたのに今はなんか嫌って言い張ってるのおかしいしなんか悲しい。俺。瑞稀と一緒に踊りたいよ。瑞稀と夢、叶えたい！、、、ダメかな…？
井上：ダメ…じゃない。
橋本：じゃあ！
井上：でも！俺とグループ組んだらみんな上に行けなくなっちゃう。
�盒供Г修譴呂覆鵑如帖�
こんなに才能があってかわいくてかっこよくてプロ意識も高い瑞稀くんがグループにいてマイナスになるなんて考えられない。
井上：それは。俺、みんなに嫌われてるから。俺がグループ入ったらそのグループのスキャンダルでもなんでも流して潰してやるって何回も脅しかけられて。メンバーを傷つけるくらいなら俺はもう、一生グループ組まないで社長に見放されるまで耐えて、ひっそりと辞めればそれでいいんじゃないかって。だから！俺は2人とグループは組まない。
そんな…
そんな理由で？
そんなの…
�盒供Г發辰燭い覆ぁ�もったいないよ！瑞稀くん！瑞稀くんはさっき言ったようにめちゃくちゃ才能あってかわいくて…なのに。他人に巻き込まれてそれが発揮できないなんて。俺は耐えられない！そんなん無視して…
井上：無視なんてできない！！優斗にはわかる？俺の気持ち。俺、小さい頃から人見知りではしもっちゃんや他の研修生にいっぱい頼ってそれでここまで続けて来れたんだよ。どんなに研修生の先輩に暴言吐かれても暴力振るわれてもパシリにされても何人もの研修生が助けてくれた！
�盒供Г覆蕕叩�
橋本：だからこそ。だよ、優斗。
�盒供А◆◆◆△─�
橋本：助けてくれた研修生がいたから瑞稀はグループを組むことができなかったんだ…
そんな彼らの言葉が、俺にはまだ理解できなかった…
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作者名：あおいろ | 作成日時：2020年4月22日 14時
