16日目 涼 ページ19
8月16日 橋本涼。
�盒供Г呂靴發辰舛磴鵝�そろそろご飯食べよ？
ウトウトしている向こう側で優斗の声が聞こえる。
お盆休み中なのに申し訳ない。
俺が心配だからって家族旅行中のガリさんが、
暇な優斗を送り込んでくれたらしいけど
そんなことなんて気にできない。
ただ、ガラス越しで必死に息をする彼のことを見つめることしかできないのが辛くて苦しい。
橋本：っ！
�盒供Г舛腓辰箸呂靴發辰舛磴鵝�
看護師さんが瑞稀のベッドに近づいて何かをしているだけで反応する俺に悲しそうな目を向ける優斗に申し訳なさはあるけど、瑞稀が心配でそれ以上のことは考えられなかった。
暫くなにも考えられなくてそのまま目を閉じてしまう。
�盒供Г呂靴發辰舛磴鵝�
瑞稀が心配で眠っていなかったからか、そのまま眠ってしまっていたみたいで、時計の針は4時を示していた。
�盒供Г發Δ�昼の時間過ぎちゃったよ笑。
橋本：、、、ごめん。優斗は？食べた？
�盒供ГΔ鵝�松村さんが買ってきてくれた。優しいねあの先生笑。
橋本：そっか、、、
やっぱり、優しいよな。松村先生は。
瑞稀が唯一懐いている先生だもん。
それなのに、昨日の松村先生との会話が思い出されて、なんだか心苦しかった。
�盒供Р供�帰るね。明日も来るから。
ちゃんとご飯食べるんだよ？なんて俺の顔を覗きこんできた優斗に頷くとまた集中治療室を見つめて眠りについた。
？：もと、、し、、もと、橋本！
橋本：ん、
誰かに名前を呼ばれて目を覚ますと松村先生が俺の顔を覗きこんでいる。
橋本：なんで、、、
松村：瑞稀が目を覚ました。
橋本：え！？本当？
そう聞き返すと松村先生は静かに頷く。
時刻は夜の9時を超えていた。
集中治療室に入る用に用意されていた服を纏うと静かに扉が開いた。
橋本：瑞稀、、、
瑞稀の側に行って、手を握ってやるとギュッと握り返してくる。
まだ酸素マスクをしていて話せなくて辛そうだけど、
俺の顔を見て安心そうな顔をしている瑞稀がかわいくて頭を優しく撫でてやる。
井上：りょぉ。
橋本：なに？
井上：お、、れ、死、にたくな、い…
目が覚めて初めて瑞稀が言った言葉は
「死にたくない」
だった。
何もできない俺は瑞稀の手をギュッと握って精一杯の笑顔を見せた。
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わーちゃん - 面白い (2022年3月9日 19時) (
レス) @page2 id: 3919d3be97 (このIDを非表示/違反報告)
IRA(プロフ) - 面白かったです！更新楽しみにしてます！ (2021年11月23日 9時) (レス) @page20 id: ec14ef5c84 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - すごく面白かったです。更新を楽しみにしています。 (2021年3月5日 20時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
き〜 - 続きみたいです！ 更新楽しみにしてます！ (2021年1月30日 19時) (レス) id: be0313a077 (このIDを非表示/違反報告)
あおいろ(プロフ) - パセリまみれさん» 慎太郎くんにさせていただきました！いつもコメントありがとうございます！！ (2020年8月13日 15時) (レス) id: 7095de8d74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおいろ x他1人 | 作成日時：2020年7月22日 19時
