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生徒会の仕事が残っている嶺亜は本�眄菁擇燭舛醗貊錣紡琉藉曚粒阿砲�けていく。
1人になって改めて思った。
1人が寂しいなって思えるのっていつぶりだっけって。
去年までは1人でも大丈夫だったのに。
俺、本当に変わっちゃったな。
でも、生徒会のメンバー以外で俺と仲良くしてくれる人なんていなかったから、嶺亜と別れたら1人で教室に戻るしかないんだ。
そっか、、、俺、もう1人なんだ。
井上：寂しいな…
生徒会の劇に出るからってクラスの方のシフトには入っていないし。
とりあえず、クラスの待合い室にでも行こうかな。
それでも、1人で教室に入ろうとすると緊張する。
それを嶺亜に貰った指輪を握りしめることでなんとか耐えた。
意を決して教室の扉を開ける。
なんでもないのに注目される感じ。
この瞬間が1番嫌いだ。
早く。
端の席に行って、バレないように…
井上：うぇ！？
それなのに次の瞬間には身体の右側に強い衝撃を受けてよろつく。
〈井上！めっちゃよかったよ！！〉
井上：え、？
めっちゃ、、、よかった？
〈演技めちゃくちゃよかった〜！〉
〈うちらより全然可愛いし〜笑〉
もしかして、、、
井上：褒めてくれてるの？
単純に疑問だったから言っただけなのに、教室内は爆笑の渦に巻き込まれる。
〈井上がこんなおもろい奴だと思ってなかったわ笑〉
〈井上くん！暇なら店手伝ってよ！〉
〈おい！お前井上で売上あげるつもりだろ！〉
〈ね？いいよね？〉
井上：うん…
なんだろう。これ。
みんな、僕が同じクラスで喜んでくれてるの？
井上：僕、、、
〈どうした？〉
井上：ここにいて、、、いいのかなって。
〈え？〉
あぁ、ダメだ。
また、間違えた。
井上：ごめ、、
〈そうだよな…なんか本当ごめんっ！〉
井上：え、？
〈今まで、井上のことちゃんと知らずに避けてたのに急に仲良くされても意味わからないよな…〉
〈ごめん。これからなんて言ったら都合がいいって言われるだろうけど、本当、、、〉
井上：違うの。違うよ？ほんとに。あ、違くないけど、、、
〈え、？〉
井上：利用されてるとかなんて思ってないよ！？ただ、こうやって優しくされるの初めてだから、緊張しちゃったの。
そう。
手のひら返しが嫌とかそんなんじゃない。
井上：前の僕じゃありえないことだから。
性格までも変えちゃうなんて。
嶺亜は僕にどんな魔法を使ったんだろう。
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森の向かい風 - お話大好きで読ませてもらってます!!続きが気になります。更新頑張ってください!! (2021年11月8日 22時) (
レス) @page22 id: 500150795e (このIDを非表示/違反報告)
みみ - お話楽しく拝見させていただいております！更新頑張ってください！！ (2020年11月5日 0時) (レス) id: f49bba5d33 (このIDを非表示/違反報告)
あおいろ(プロフ) - セイナさん» 更新サボっていてすみませんでした！そう言っていただけて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2020年8月16日 18時) (レス) id: 7095de8d74 (このIDを非表示/違反報告)
セイナ(プロフ) - 始めまして、この話し面白いです！更新頑張ってください！ (2020年7月26日 18時) (レス) id: 8317e2a2c1 (このIDを非表示/違反報告)
あおいろ(プロフ) - マロさん» そう言って頂けて嬉しいです。ありがとうございます！ (2020年6月23日 7時) (レス) id: 7095de8d74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおいろ x他1人 | 作成日時：2020年6月2日 17時
