【七つの大罪】- Crazy Girl -

10.[幻覚] ページ11

『しっかし…何もねーな』






歩き回ってかれこれ3時間。人どころか動物の姿も見えない。








｢メリオダス様…本当にここに＜七つの大罪＞が隠れているのですか？｣



｢たぶん。｣



｢根拠もなしに来たのかテメーは！プゴッ｣



｢きゃあ！｣



『どうした王女さま？！』



｢な…何かが…私のおしりを…｣



｢安心しろ、俺だ｣



｢なんだ…よかった｣



｢『よくねーよ！！』｣









何か最近ホークと突っ込みがハモるな…。


てゆうか俺突っ込みキャラだったか？いや、ボケでもねぇけど…もっとこう…イケメンキャラ(女だけど)じゃなかったか？





…と、1人葛藤してると

｢オメーも大変だな…｣



何かを察したのかホークが私に言う。






『お前もな』









この時密かに絆が深まった２人…いや、１人と１匹であった。









･









｢あれ？…え？｣


『どうした？』


｢い、いえ…｣









途中、立ち止まる王女さま。明らかに何かあった様だが…






｢オラ！もたもたしてっと怪物が出てくんぞ！｣



｢神経質な豚は嫌われ_______…｣









｢｢｢｢｢｢誰が神経質な豚だコラ！！｣｣｣｣｣｣









………………………は？

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