スノスト 病気怪我 短編から〜 11

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楽屋に戻ると全員が勢揃いしていて



向『あーっ！ほんまにめめおったんや！どこ行っとったん！』


深『ねぇ〜言ったっしょ？』



阿『おはよ、目黒。』


『あ、…っす。』



朝からあざとい天使級の阿部ちゃんスマイルは今の俺には眩しすぎて

つい視線を下に落としてしまう。




岩『ちょうどいい時間だしパパッとやっちゃお。』




俺らだけで新曲の練習


岩本くんの振り入れは毎度毎度すごく楽しみで


佐久間くんはよっしゃ、やるぜー！ってやる気1000%って感じ






ラ『ねぇ。ちょっとだけ顔色悪いけど、どうかし、』


『っ、なんともないから、行くぞ。』



そんなニコニコな佐久間くんとは対照的に


誰に似たのか、自称ママのあの人に似たのか

眉毛を寄せて俺を覗き込んできたラウ



動揺を隠すために咄嗟にラウの腕を掴んで立ち上がる。






と、そんな時に聞こえてきた




『うわこりゃもぉーめめにしか出来んやつや！！！


期待しかないな！さっすが！！照にぃ！！！』







めめにしか、





期待、





さすが、











っ……っ、っ、、ぅっ、






俺は





息が、全く、１ミリも



出来なくなった。

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