閑話:求愛__Side:さとし ページ19
とある日、両親とも仕事で居なかった為ブラックと一緒に動物のテレビ番組を観ていた。可愛い動物を見る度にブラックは撮影してみたい、と言うだけで其れ以外の事はあまり口にしなかった。
夕飯も食べ終えソファに座りその番組を観ているとダチョウの求愛行動が映された。それを見てブラックは「分かりやすくていいですね、ちょっとさとしくん踊ってみてください」と此方を差しながら言った。俺は踊るくらいならいっか、とそのダチョウの真似をする。するとブラックは頬に手を当て
「ありがとうございます」
と言った。その言葉を理解したのは十分後ぐらい。俺はブラックに求婚させられていたんだ、って気が付くのには少しの時間を要した。俺は理解するなり火照った顔を見られまいと隠し、そして反らした。只々恥ずかしかったのだ。しかしブラックは少しばかり楽しそうに俺の姿を観察している。
今後はもう二度と求婚のダンスなんて踊らないから…!!!
終わり ログインすれば
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←16羽:違和_Sideひめ
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庭主ゆゆし(プロフ) - 冬夢さん» コメントありがとうございます!ブラさといいですよね…!此方こそありがとうございます! (2021年7月17日 20時) (レス) id: 7ceaf3da22 (このIDを非表示/違反報告)
冬夢 - 初コメ失礼します!めっっっっっちゃ好きです!応援してます!!ブラさとに飢えていたんでとても助かりました!!!!!ありがとうございます!! (2021年7月13日 23時) (レス) id: 11006f1e35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:庭主ゆゆし@フェンリルΩ | 作成日時:2021年6月16日 13時