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「黒尾くん、研磨部活どうなの?」

「何で研磨なんだよ」

「好きだもん、研磨」

「はぁ....アイツに直接言えよ!」

「ま、私の好きはなんか....推し、みたいな!?」

「あー、言ってたな....」








へへっ、と言って可愛く笑うアオイ



いやぁ、可愛い。






なんか悔しいな

俺の幼馴染みに興味があるこいつは、

俺の気持ちを知らない。



ま、知られちゃまずいけどな

研磨はたしか、アオイのこと好きだよなぁ

アオイはよく研磨に餌付けしてる

アップルパイで釣ってるとこをよーく見かける...



俺のためにも、

何かしてほしいな〜

.....なんて。






「黒尾くん、先生がこっち見てる」

「えっ」

「黒尾、居残りだ....」

「いやっ、それは!」

「仲良くお喋りしてた倉もだぞ」

「えっ、そんな!」







俺たちは、

仲良く居残りとなった。

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作者名:カスミ | 作成日時:2021年3月3日 23時

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