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「そういやオレたち、今日の放課後学園長に話があるから来いって言われてるじゃん。一体なんの話だろうね?」
「もしかすると、先日のローズハート寮長の件かもしれないな」
「というか、それしか心当たりないわよね」

私のことはすでに解決しているし、残っているとすればリドル先輩の件しかない。
そもそも、私はブロットのこともオーバーブロットのことも知らない。
もしかしたら、詳しく話が聞けるかも。

「こないだの闇堕ちバーサーカー事件か。それかもね」
「ハッ……あの日大活躍したオレ様にツナ缶のご褒美かもしれねーんだゾ!」
「いや、ツナ缶はねーわ」
「どっちかというと、大活躍したのはAだろ」

わいわいと話す彼らの横で、ふとグリムのデラックスメンチカツサンドを奪った少年を思い出す。

「そういえばさっきの人、どこかで会ったことがあるような……」


No side

お昼の陽射しが差し込む植物園。
温帯ゾーンで寝ているライオンの獣人を見つけ、ラギーは声をかける。

「レオナさーん、昼飯買ってきたッスよ〜」
「グルル……ん、もう昼か」

ラギーの声にレオナは目を開け、起き上がる。
喉元を鳴らし、気だるげに身を起こす様すらライオンとしての威圧感があった。

「もしかして、午前中ずっと寝てたんスか?また必修単位落とすッスよ」
「スンスン……お、ちゃんと頼んだもん買えたみてぇだな」

ラギーの小言を無視しながら、レオナは彼の手にある物の匂いを嗅ぐ。
しかし、デラックスメンチカツサンドから嗅ぎ覚えのある匂いがした。

「……ん?」
「どうしたんスか?」
「いや、なんでもねぇ」

魔力に似た古臭い匂い。
どこかで嗅いだことがあると思うも、どこだったかと頭を捻らすもすぐに脳の片隅へ追いやった。

「もー。レオナさんいっつも競争率高いパン頼むんだもんなぁ。はい、ご注文のデラックスメンチカツサンドとアイスティー」
「ばーか。手に入るのが難しいからこそ食いたいんじゃねぇか」

口ではなんやかんや言いながら、しっかりと手に入れてくるラギーの腕はさすがとしか言いようがない。

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ブロッサム(プロフ) - かしこまりました!ご報告ありがとうございます! (2020年12月17日 20時) (レス) id: d825f142fb (このIDを非表示/違反報告)
月葉(プロフ) - もし見落としなどありましたら申し訳ありません。特にメイデーア要素について記載していなければ、検討の程よろしくお願いいたします。しつこい連投失礼しました。 (2020年12月17日 19時) (レス) id: cb75c43f0e (このIDを非表示/違反報告)
月葉(プロフ) - 連投失礼します。今の状態ですと、そんな気は無くてもメイデーアを知っている人にとってはパクリのように感じてしまう方も居ると思います。一応こちらの方でも全章注意書きを確認させて頂きましたが、見当たらなかったので今回投稿させて頂きました。 (2020年12月17日 19時) (レス) id: cb75c43f0e (このIDを非表示/違反報告)
月葉(プロフ) - はじめまして、この章までですが読ませていただきました。私もメイデーア転生物語を読んでいます。コメントに『メイデーア要素が入ってますよね』という問に『そう』と答えていますが、良ければ注意書きに『メイデーア要素あり』といったことを書いて頂けると幸いです。 (2020年12月17日 19時) (レス) id: cb75c43f0e (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - そうなんですよ!知ってる人にはわかるものなんですね! (2020年12月11日 18時) (レス) id: be455224a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ブロッサム | 作成日時:2020年11月19日 1時

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