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「うっうっ、でも今日は(ふがふが)最低の(もぐもぐ)1日なんだゾ(がつがつ)……パンもろくにノドを通らねえんだゾ……」
「あっという間に4つ平らげておいてよく言うぜ」
「がっつり通ってるわよ。清々しい矛盾ね」
理由はともあれ、食欲があるのはいいことだ。
まぁ、グリムの場合は単純に食い意地が張ってるだけかもしれないけど。
「それにしても、さっきはどうしたんだ？そんなに文句を言うなら交換してやらなきゃよかっただろ」
「ちげーんだゾ！なんか、アイツが手を差し出したらオレ様も勝手にアイツと同じ動きをしてて……それで、気付いたらパンを交換してたんだ」
「ああ、その気がなくても思わずノッちゃった〜みたいなことたまにあるよね」
「そういうんじゃなくて……ううん、うまく説明できねぇんだゾ〜！」
中々説明できず頭を掻くグリムに、私はデュースが買ってくれた苺と生クリームサンドを食みながら言う。
「もしかしたら、そういう魔法を使ったのでしょうね」
「自分の動きを他人にもさせる魔法ってことか？だとしたら、チートだな……」
「トレイ先輩のユニーク魔法もそうだけど、身体を操る魔法も使い方次第では悪用できるわね」
まぁ、この学園の生徒は不良が多いから、無理な話かもしれないけれど。
「うう〜、もしそれが本当なら余計腹が立ってきたからやけ食いしてやる！デュース、オマエのパスタも一口よこすんだゾ！」
「僕は関係ないだろ！やめろ！」
「はいはい、デザート用のクッキーもお茶も用意してあるから、それで我慢して」
再びバスケットからクッキーが入った大きめの紙袋とガラス製のティーセットと茶葉が入った缶を取り出す。
茶葉は植物園で先生の許可を得て摘んだレモンバーム、ローズマリー、ペパーミントをブレントした特製茶葉。
クッキーはプレーンとココアの渦巻きクッキー。側面にザラメがたっぷりくっついていて、ザクザク食感がたまらない、私が得意とするお菓子だ。
再び魔法でお湯を作り、ティーポットに入ったフレーバーティーを人数分のティーカップに注ぐ。
爽やかなハーブの香りと甘いクッキーを楽しんでいると、ふとエースが思い出したように口を開く。
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ブロッサム(プロフ) - かしこまりました！ご報告ありがとうございます！ (2020年12月17日 20時) (
レス) id: d825f142fb (このIDを非表示/違反報告)
月葉(プロフ) - もし見落としなどありましたら申し訳ありません。特にメイデーア要素について記載していなければ、検討の程よろしくお願いいたします。しつこい連投失礼しました。 (2020年12月17日 19時) (レス) id: cb75c43f0e (このIDを非表示/違反報告)
月葉(プロフ) - 連投失礼します。今の状態ですと、そんな気は無くてもメイデーアを知っている人にとってはパクリのように感じてしまう方も居ると思います。一応こちらの方でも全章注意書きを確認させて頂きましたが、見当たらなかったので今回投稿させて頂きました。 (2020年12月17日 19時) (レス) id: cb75c43f0e (このIDを非表示/違反報告)
月葉(プロフ) - はじめまして、この章までですが読ませていただきました。私もメイデーア転生物語を読んでいます。コメントに『メイデーア要素が入ってますよね』という問に『そう』と答えていますが、良ければ注意書きに『メイデーア要素あり』といったことを書いて頂けると幸いです。 (2020年12月17日 19時) (レス) id: cb75c43f0e (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - そうなんですよ！知ってる人にはわかるものなんですね！ (2020年12月11日 18時) (レス) id: be455224a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブロッサム | 作成日時：2020年11月19日 1時
