* ページ2
「「「「…………ぁぁぁぁあああああああ―――――!!!」」」」
突然のことで全員が悲鳴を上げ、魔法をかける間もなく地面に落ちる。
「「「「うぐっ!/ぐはっ!/ふぎゃっ!/はぶっ!」」」」
それぞれ呻き声を上げながら、シルバー先輩はなんとか立ち上がる。
「み、みんな無事か……?」
「なんとか……ピンピンしてるのが不思議なくらい!」
シルバー先輩の声を聞いて返事をすると、私に続きグリムもセベクも立ち上がる。
「ふなぁ……ココ、どこなんだゾ?」
「この風景……間違いない。僕たちが『闇』に呑まれた場所だ!戻ってきたぞ!」
「戻ってこれたのはいいけど、まさかあんな帰り方するなんて!もうちょっと穏便に帰しなさいよ!」
色々と文句を言いたいけど、これ以上は言っている暇はない。
もし私たちの間違いでなければ、今頃リリアさんたちは森の中で逃げているはずだ。
「親父殿たちはどこへ?」
「闇夜の森へ向かわれたはずだが……」
「!!みんな、地面を見ろ。この鉄靴の跡は!」
「これは、『銀の梟』の……!」
「どうやら、ヘンリクはアズール先輩以上の強欲野郎のようね」
「親父殿たちが危ない。急いで追うぞ!」
『銀の梟』の鉄靴の跡を見て、彼らがリリアさんを追跡していると察したシルバー先輩の声に、私たちも頷いて闇夜の森へと走る。
その先に待ち受けるものがどんなもので、今の私たちなら立ち向かえる。
そんな変な自信を持って。
そして、彼女らは走り出す→←EPISODE7-87 宣言オブジェクティブ!
35人がお気に入り
「ツイステ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ブロッサム(プロフ) - ありがとうございます! (1月7日 16時) (レス) id: 2d3621a68f (このIDを非表示/違反報告)
only07(プロフ) - ブロッサムさんのお話一気読みしてしまいました!陰ながら応援しています〜。 (1月7日 16時) (レス) @page18 id: 621931103c (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - 誤字報告ありがとうございます! (1月7日 16時) (レス) id: 2d3621a68f (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 訂正があります。18ページのシルバーのセリフの【休憩】が【旧姓】になってます。 (1月7日 16時) (レス) @page18 id: 82bb734709 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - お待たせしました!無事更新です! (1月4日 16時) (レス) id: 2d3621a68f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ブロッサム | 作成日時:2023年12月1日 0時