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『すてに語らう余地なし！ただ剣に身を委ねるのみ！見よ！大地を埋め尽くす我らが同胞たちの姿を！貴様らに勝利の道はない！さあ、観念して奇跡の魔法石『プリンセス・グロウ』と野ばら城を明け渡すがいい！』
「「「うおおおお〜〜〜〜〜！」」」
「「「「「「なっ……！？」」」」」」
ヘンリクの言葉と共に、『鉄の者』も周辺諸国から来た兵たちも雄叫びを上げる。
だけど、私は彼の言葉に驚愕と共に息を呑む。
『プリンセス・グロウ』は知らないけど、きっとこの国にとって大切な魔法石。
それを城ごと明け渡すとか、どっちが傲慢よ……！！
『だが、我々も鬼ではない。貴様らと違ってな！ゆえに……貴様らにチャンスを与えてやろう。姫よ、我らが警備隊隊長、夜明けの騎士と一対一の『決闘』を行うのだ！
貴様が名誉をかけて『決闘』にのぞみ、勝利を掴んだならば……我々は城の包囲を解くと誓おう。30分だけ考える時間をやる。よ〜く考えることだな！わーっはっはっは！』
「………………………」
ヘンリクがそう宣言すると高笑いを上げる。
まさに、欲にまみれた醜い人間の姿をそのままにしたような男。
その横で、夜明けの騎士は無言を貫いたまま。
あの兜の下で、一体何を考えているの……？
「夜明けの騎士と『決闘』だと……！？ばかな！そんなもの、罠に決まっている！」
「うだうだしてる時間はねぇ。野ばら城へ空間転移するぞ！」
誰もが緊迫した状況に口を挟まないまま、私たちは野ばら城へ空間転移した。
No side
Aたちが野ばら城へ空間転移している間、ヘンリクは夜明けの騎士と共に野ばら城を見つめていた。
「さて、あの魔女はどう出るかな。まあ、籠城を選んでも、決闘を選んでも、俺たちの勝利は変わらない。ふふふ」
下卑た笑みを浮かべながら、ヘンリクは瞼を閉じて思い出を振り返る。
「ああ……忘れもしない、野ばら城を訪れたときに1度だけ見た『プリンセス・グロウ』のあの輝き！早くあの石をこの手に……。石だけじゃない。ドラゴンの卵も手に入れてやるぞ！世にも珍しいドラゴンを、騎獣としてこき使ってやるのだ。ふはははは！」
「………………」
ヘンリクの言葉に誰もが若干引きながらも同意する中、夜明けの騎士だけは反応は違った。
それをヘンリクを目敏く気付く。
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ブロッサム(プロフ) - 見ましたよ！やばかったです！多分夢主のことですから、フェローを見て（あの人、良い毛皮が取れそう……）と最初に思いますね！ (10月16日 22時) (
レス) id: 18fafb8a30 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - ステージ・インプレイスルランド 〜踊る人形と幻の遊園地〜。見ましたか！？何もかもやばかったですね！開始が待ち遠しいです！この小説の夢主がどのようなことをするのか楽しみです！ (10月16日 20時) (レス) @page31 id: e7ce89d83f (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - ありがとうございます！ (9月10日 20時) (レス) id: b52f0561ce (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 更新はゆっくりでいいですよ (9月10日 18時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブロッサム | 作成日時：2023年8月14日 17時
