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シルバー先輩とセベク、そして私の私怨だらけの言葉を聞いて、彼は険しい顔で私たちを見る。
「我らが砦から出てくるのを虎視眈々と狙う鉄の者どもを突破し、野ばら城まで駆けつけるのは生半可なことではない。貴様らを気にかけている余裕などないぞ」
「ご心配には及びません。僕らの師匠の教えに恥じぬ働き、ご覧にいれましょう！」
「人間のくせに……何故そこまで……」
「理由なんていりませんよ。これだけ長くいたもの、情が湧いても不思議じゃない」
バウルさんは理解できないと顔に書いてあったが、それを私が畳みかける。
その言葉を聞いて、彼は静かに黙り込む。
「………………。……フン、命知らずめ、ならば好きにするがいい。私は忠告したぞ！」
「「「ありがとうございます！」」」
バウルさんの許しを貰い、私たちは一斉に感謝を告げた。
「急いで必要なものを揃えるぞ。もたもたするな！」
「おう！バルガスの補習で鍛えたオレ様の華麗な飛行術、見せてやるんだゾ！」
「待て、セベク。まだ砦の中に『鉄の者』が潜んでいるかもしれない。気を抜くな」
「ふん！そんなことはわかっている。グリムとAは僕の後ろを離れずついて来い！」
「ほーん？そんなこと言ってていいのか？オレ様の前に立ってたら、うっかり炎で尻を焼いちまうかもしれねぇんだゾ」
「なっ！脆弱な貴様らを守ってやろうというのに……！」
「2人とも、喧嘩してる暇は――」
口喧嘩する2人に呆れて止めようとした直後、ガタッ！ガラガラーン！と音がした。
「「「「！！」」」」
「今の音は……地下からだ。親父殿たちを狙う『鉄の者』か？」
「もしくは、砦で雇われている使用人かもしれないけど……わからないわ」
「ふん。お祖父様たちの手を煩わせるまでもない。僕たちが成敗してやろう。それに、城や砦の地下には厨房や洗濯室があるのが定石だ。放棄など置いてある可能性が高い。行くぞ！」
私たちはそれぞれマジカルペンを構えながら、地下へと向かった。
EPISODE7-71 厨房カインドネス！→←EPISODE7-70 打開シーク！
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ブロッサム(プロフ) - 見ましたよ！やばかったです！多分夢主のことですから、フェローを見て（あの人、良い毛皮が取れそう……）と最初に思いますね！ (10月16日 22時) (
レス) id: 18fafb8a30 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - ステージ・インプレイスルランド 〜踊る人形と幻の遊園地〜。見ましたか！？何もかもやばかったですね！開始が待ち遠しいです！この小説の夢主がどのようなことをするのか楽しみです！ (10月16日 20時) (レス) @page31 id: e7ce89d83f (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - ありがとうございます！ (9月10日 20時) (レス) id: b52f0561ce (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 更新はゆっくりでいいですよ (9月10日 18時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブロッサム | 作成日時：2023年8月14日 17時
