EPISODE7-68 深層ファーザー！ ページ16
突然現れた鉄のゴーレムもとい魔導アーマー。
この機械の猛攻を、なんとか力押しで挑み、破壊に成功する。
「ひぃ、はぁ……た、倒したか？」
「そのようだ……みんな、無事か？」
「なんとか……」
誰もが消耗し、無事を確認し合った時だ。
ギ……ギギギ……と魔導アーマ―が動き、その狙いをシルバー先輩に定めていた。
「シルバー先輩！」
「！！！危ねぇっ！！！」
私が悲鳴を上げた直後、リリアさんがシルバー先輩の前に出て攻撃を受け止める。
魔法で防御はしていたが、それでも彼に深手を負わせるほどのものだった。
「親父殿ッ！！！」
「だ……から、オヤジじゃねぇって、何度……」
「このガラクタめ！まだ動けたのか！よくもリリア様を！はぁあッ！！」
セベクが魔導アーマーに一撃を入れると、それは一瞬で稼働しなくなる。
それを横目に、シルバー先輩はリリアさんに呼びかける。
「そんな！しっかりしてください！」
「どけ、人間！右大将殿、この魔法薬を！」
「ああ……ごくっごくっ……ぷはっ」
バウルさんが押しのけるようにリリアさんの前に来ると、前に寄った村で受け取った魔法薬を渡す。
リリアさんはそれを飲み干すと、ひと息吐いた。
「はぁ……あーチクショウ、痛ってぇ」
「安静に！あなたといえど、この傷では……！どうしてこのようなことを！」
「………俺が知りてえよ、クソ……。シルバーがやられると思ったら、勝手に体が動いてた」
「何を馬鹿な！あなたの忠誠は、命は、マレノア様に捧げられたはず！なのに、どうして！なぜよりによって脆弱な人間をかばって……！」
「まったくだ……俺らしくもねぇ……」
「ヴァンルージュ殿……！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ツイステ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ブロッサム(プロフ) - 見ましたよ！やばかったです！多分夢主のことですから、フェローを見て（あの人、良い毛皮が取れそう……）と最初に思いますね！ (10月16日 22時) (
レス) id: 18fafb8a30 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - ステージ・インプレイスルランド 〜踊る人形と幻の遊園地〜。見ましたか！？何もかもやばかったですね！開始が待ち遠しいです！この小説の夢主がどのようなことをするのか楽しみです！ (10月16日 20時) (レス) @page31 id: e7ce89d83f (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - ありがとうございます！ (9月10日 20時) (レス) id: b52f0561ce (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 更新はゆっくりでいいですよ (9月10日 18時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ブロッサム | 作成日時：2023年8月14日 17時
