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「……ん………ここ、は……？」
「森の中……？」
目を開けると、そこに広がるのは自然の息吹を感じる森。
どうやら無事逃げられたようだ。
「ふなぁ〜……ドロドロのグチャグチャからは逃げられたのか？」
「そのようだ……。誰の夢に渡ったのかはまだわからないが……」
「まぁ、ここならしばらくは大丈夫そうですね」
「ぼ、僕は、若様に逆らって……うっ……なんてことをしてしまったんだ！信じられない！」
「落ち込むのはあとだ。まずはどこかで1度体を休め、状況の整理をしたい」
うーん……改めて思うと、シルバー先輩はかなり理性的ね。
ジグボルトくんは感情的だから、客観的に物事を捉える人間はこの場においてとても強い。
そう思っていると、シルバー先輩は周囲を見渡すと首を傾げる。
「ん？この森の風景、風の匂い………ここはもしかして」
直後、どこからか何かが落下する音が聞こえてきた。
「ハッ！伏せろ！！」
シルバー先輩はすぐさま私たちを抱えて地面に倒すと、近くで何かが落ちた。
「「「うわっ！？」」」
「投擲か！？どこから狙っている？」
「！待って、誰か来る！」
私の言葉に全員が目を見開いた直後、
「ギャギャギャッ！ウーマヌッ！」
動物を模した仮面をした戦士たちが現れた。
「ギギ―――っ！！」
「な、なんだコイツらは！？」
「キィイッ！アーリージャッ！」
戦士たちは動物の鳴き声のような言葉を発しながら会話する。
ガルルルル！！キャキャキャッ！と言いながら、どこからか持っていたロープでグリムを縛り始めた。
「ふぎゃっ！？ぐるぐる巻きにされるー！！！」
「グリム！？」
「グァッ！ギャギャッ！フェルメッ！」
「ギャォゥ！グァルル！シャーッ！」
「て……『鉄の者』、だと？僕たちはそんな者ではない！」
「セベク、オマエコイツらが何言ってるかわかるのか！？」
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ブロッサム(プロフ) - 単純にルナ(月)＋ティア(涙)を合わせただけです！ (7月4日 21時) (
レス) id: b52f0561ce (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 以前から気になっていましたが、ルナティアの由来はなんですか？ (7月4日 21時) (レス) @page37 id: 2608239bf3 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - また誤字報告ありがとうございます (6月17日 18時) (レス) id: b52f0561ce (このIDを非表示/違反報告)
ミア - あと、同じ27ページのグリムのセリフの最後の辺りが混雑してますが… (6月17日 18時) (レス) @page27 id: dde337a564 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - 誤字報告ありがとうございます (6月17日 18時) (レス) id: b52f0561ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブロッサム | 作成日時：2023年6月7日 0時
