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そうして3人は試行錯誤しながら、なんとか浮き島に生えていた『灯火の花』を採った。
「よーし、採ったぞ！！」
「やった！これで素材は手に入ったね〜」
「ケイトさんもカリムさんもありがとうございました。しかし、ここは『灯火の花』の生育環境が揃っている場所でもないのに、よく生えていましたね」
「たしかに。日当たりもそんなに良くないもんね」
「前に馬術部がここで『灯火の花』を探しましたが、その時はなかったですよ」
「オレたち、かなり運がよかったんだな！」
「そうですね。とはいえ、偶然にしてはできすぎです。他に生育を促進させる要因があったのかも。例えば……最近、ここで魔法が大量に使われたとか」
そう言ったジェイド先輩だが、ケイト先輩はありえないとばかり首を横に振る。
「え〜、こんな人も来ない映えないとこで魔法使うことある？けーくんだったらお断りだな〜」
「……なんにせよ、泥だらけで話すことではありませんね。今は早くキャンプ場に戻って泥を洗い、魔法薬を調合しましょう」
話を切り上げ、3人は底なし沼を後にする。
その道中、私はさっきのジェイド先輩の話を思い出した。
前回のキャンプでは、レオナ先輩たちが最終課題をクリアするべく、底なし沼を使ったと聞いた。
もしかしたら、その時の影響で本来生えるはずのない『灯火の花』が生えてしまったのだろう。
(……わざわざ話すことではないわね)
そう思いながら、キャンプ場で泥を洗い流した彼らはさっそく調合に取り掛かる。
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ブロッサム(プロフ) - 修正しました。ありがとうございます。 (3月7日 15時) (
レス) id: ec16017b1d (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 訂正があります。27ページのトレイのセリフの夢主の名前が変わっていませんでしたよ。 (3月7日 14時) (レス) @page26 id: d363e1b9e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブロッサム | 作成日時：2024年2月26日 23時
