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一方その頃、軽音部と山を愛する会は今後の方針について話していた。
「さてと、1日目の課題も終わったことだし、今決めるべきは……」
「キャンプファイヤーでなにを歌うか、だな！」
「イエーイじゃ！」
「えっ、火の番じゃなくて？」
完全に浮かれている2人にケイトは戸惑うも、だがこれが軽音部の普段通の光景だと思い直し、いつもの調子を取り戻した。
「まあ、ウチは人数も少ないし、歌ったあとで決めてもそんなに時間はかかんないか。頼りになるジェイドくんもいることだし……楽しくいっちゃお！」
「そうだ、お昼に釣った魚の残りも焼いて食べないか？ジェイドのおかげでたくさん釣れたし」
「おおっ！盛り上がりそうじゃな。みんなで火を囲んで、ここだけの話をしながら食べようではないか」
「まったく……ほんとに遊び感覚ね」
完全に普通のキャンプのノリになり、焚火で魚を焼き始めた軽音部を見て、近くでテントを張っていたヴィルが呆れたようにため息を吐く。
「アンタもこの3人といると、調子が狂うんじゃない？」
「そうでもありませんよ。今まで山に行くときは僕1人で穏やかに過ごしていましたから」
「まあいいけど。アタシたちはちゃんと火の番のロ−テーションを組むわよ。睡眠不足は肌荒れの原因になる。全員がきちんと眠れるようにしなきゃ」
「では僕は軽音部の皆さんと共に、歌を決める会議に参加いたしましょう。せっかくの大勢でのキャンプ。楽しく過ごさなければいけませんからね」
ヴィルがきちんと計画を立てる中、ジェイドは賑やかな軽音部の輪に入っていった。
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ミア - 36ページのグリムのセリフ【サイエンス部】が【セイエンス部】になってます。 (2月23日 13時) (
レス) @page38 id: 2dc0a598d4 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - 修正しました。ありがとうございます！ (2月12日 22時) (レス) id: 2d3621a68f (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 訂正があります。12ページのオルトのセリフ『きっと』が『樹ッと』になってましたよ。一瞬えっ？なにこれ？と思いました。 (2月12日 19時) (レス) @page12 id: bedc6476a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブロッサム | 作成日時：2024年2月9日 0時
