* ページ2
リドルに睨まれ、エースは蛇に睨まれた蛙の如く小さくなる。
それを見て、トレイがすぐにフォロ―に入った。
「まあとにかく、お疲れ。みんな今日はゆっくり休んでくれ」
「いや〜、オレは文化部でよかったぁ。バルガス先生に見張られながらキャンプとか、耐えられないもん」
「はは、元気なエースとデュースが疲れて変なものを見るくらいだしな。ケイトや俺には厳しそうだ」
そう笑いあう先輩2人に、1年生2人は不満そうな顔をした。
「本当にいたんだけど、やっぱり信じてもらえないか……」
「あーあ、文化部もキャンプやんないかなー。運動部だけこんな目に遭わされるとか不公平っしょ」
「エース、とにかく今日はもう部屋に戻ろう。僕、あっという間に眠れそうだ……」
そうして運動部のバルカスキャンプが終了した数日後、リドルが談話室にいる寮生たちに話しかけた。
「皆、いるかい?学園長からの伝言だ。文化部の生徒は全員講堂に集まるようにとのことだよ」
「文化部だけ?珍しいねー」
「……なんだか、以前にも似たような招集があったな。運動部の部員向けに」
「えっ!それって、まさか……!」
2人の脳裏に最近運動部が参加した行事を思い出す。
「とりあえず、講堂に行ってみよう。気のせいだといいけどな……」
招集の内容を察した運動部がにやにやと笑う中、文化部は暗い顔をしながら行動へ向かった。
EPISODE1-2 嬉しい誤算です→←EPISODE1-1 文化部だけ?
16人がお気に入り
「ツイステ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミア - 36ページのグリムのセリフ【サイエンス部】が【セイエンス部】になってます。 (2月23日 13時) (レス) @page38 id: 2dc0a598d4 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - 修正しました。ありがとうございます! (2月12日 22時) (レス) id: 2d3621a68f (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 訂正があります。12ページのオルトのセリフ『きっと』が『樹ッと』になってましたよ。一瞬えっ?なにこれ?と思いました。 (2月12日 19時) (レス) @page12 id: bedc6476a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ブロッサム | 作成日時:2024年2月9日 0時