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マレウスの高笑いが響く中、エースだけはヴェール越しから彼らを睨み付けた。
「……ちっくしょう、こんなとこで終わってたまるかよ！散々苦労して、ゴーストたちをぶっ飛ばして、ここまで来たんだ……オレたち『ハロウィーンを終わらせ隊』は……絶対に負けねえ！！！！！！」
「エース……」
誰もが諦めかけた中、大声で喝を入れるエースにリドルたちは目を見開く。
「第一、まだAもグリムも見つかってない。諦めたら……どんな文句言われるかわかったもんじゃねえ」
「ふな〜〜〜〜〜〜〜〜！」
「そう、こんな風にふな〜って………………」
「「「……って、グリム！？」」」
その時、全員の目が大きく見開いた。
見つかっていない思っていたグリムが、元気よくこの大広間に現れたのだ。
しかも頭には学園で見たのと同じとんがり帽子(ただしリボンは紫から緑に変わっていた)を被っていた。
「お前無事だったのかよ！？」
「は？あったりめーなんだゾ」
「……無事どころか、毛艶がいつもよりよくなっていないかい？」
元気がありすぎるグリムの様子に全員が呆れかけた時、グリムが開けた扉からゴーストたちが現れる。
「どうして飛び出したんだ、グリ坊！今いいところだったのに〜〜！」
「うるせえっ。オレ様腹が減ってもう我慢できねえんだゾ！」
「あ、あれほど用意したお菓子を、根こそぎ食べておきながら……なんて収容量の腹じゃ！」
グリムの言葉に呆れているゴーストを見て、リドルは眦を吊り上げた。
「その帽子……キミたちはもしかして、オンボロ寮のゴーストたちかい？なぜここに……」
無事どころか毛艶のいいグリムと、オンボロ寮のゴーストたち。
事態が徐々に混沌としていくのを、誰もが察した。
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ブロッサム(プロフ) - 訂正報告ありがとうございました！ (2022年11月28日 15時) (
レス) id: 998eeca7c7 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 訂正があります。28ページの夢主の名前が変わってないです。 (2022年11月28日 14時) (レス) @page28 id: 3572a0fce1 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - そこはまだ考えてないので、お楽しみに！ (2022年11月27日 18時) (レス) id: 998eeca7c7 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - やった！嬉しいです！そういえば、ロロが夢主を月虹の魔女の子孫だと知ったらどんな反応する予定ですか？ (2022年11月27日 17時) (レス) @page26 id: 3572a0fce1 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - その予定です！ (2022年11月27日 16時) (レス) id: 998eeca7c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブロッサム | 作成日時：2022年11月14日 23時
