検索窓
今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:7,518 hit

ページ3

「どうしてもと言うのならば……」

リリアがそう言った直後、寮服姿の生徒たちが続々と現れる。

「この者たちを倒してみるのだな!」
「うっ!お前たちは……!」

シルバーが難色を示した瞬間、生徒たちは揃って口を開く。

「い〜〜〜〜ひっひ!生きた人間の体は最高だなあ〜」
「せっかく体を手に入れたんだもの……私たちと遊んでもらうわ〜〜〜!」
「さらわれた者たちだ!」
「ちょっと待て!!!!」

シルバーと同じように生徒の姿を見たリドルは、突然大声を張り上げた。

「ん?どうしたんだリドル」
「キミたち……ドレスコードはどうしたんだい!?仮装をしていないなど、マナー違反だよ!」
「そうそう〜招待状に書いてあっただろ?ちゃんと読まなかったわけ?」
「しつこい奴らだ……闇の鏡に追い返されたことを、まだ根に持ってやがる」

仮装しないまま闇の鏡に追い返されたことを思い出した2人に、レオナが呆れた顔をした。

「お前たちを片付けるために着替えたのだ。この後は享楽の宴。貴重な衣装を汚すわけにはいかぬ」
「その通り……大切な衣装が、怖がる人間の涙と鼻水で濡れては敵わんからなあ!」
「……全員、ゴーストに体を乗っ取られているようだね」
「ジェイドやアズールと同じ状態なら、魔法で攻撃すればゴーストを体から追い出せるのだろうが……いくらなんでも、さらわれたすべての生徒を相手にするのは数が多すぎる。
 これではマレウス先輩たちにたどり着く前に力尽きてしまうよ。いったいどうすれば……」

マレウスとリリアの元へ向かうには、この数の生徒を相手にしなくてはならない。
必死に対策を考えるリドルたちを前に、ケイトたちが前に出た。

*→←EPISODE5-3 マナー違反だよ!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
18人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ブロッサム(プロフ) - 訂正報告ありがとうございました! (2022年11月28日 15時) (レス) id: 998eeca7c7 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 訂正があります。28ページの夢主の名前が変わってないです。 (2022年11月28日 14時) (レス) @page28 id: 3572a0fce1 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - そこはまだ考えてないので、お楽しみに! (2022年11月27日 18時) (レス) id: 998eeca7c7 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - やった!嬉しいです!そういえば、ロロが夢主を月虹の魔女の子孫だと知ったらどんな反応する予定ですか? (2022年11月27日 17時) (レス) @page26 id: 3572a0fce1 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - その予定です! (2022年11月27日 16時) (レス) id: 998eeca7c7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ブロッサム | 作成日時:2022年11月14日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。