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「まったく……こんな賑やかな中で眠れるなんてキミぐらいのものだ」
「すまない。腹がいっぱいになって、つい」
呆れるリドルとしょんぼりするシルバーの横で、ジェイドが俊敏な動きでゲストの相手をしていた。
「空いたグラスをお下げします」
「あちらのテーブルには野菜のみを使用した料理がございますよ」
「……写真ですか?もちろん喜んで。はいポーズ」
パシャッとフラッシュが光るのを見ながら、シルバーは感心しながら言った。
「ジェイドはずっと客人の相手をしているのか。すごい体力だ……俺も鍛錬をつまなければ」
「彼は好きでやっているんだろうけど。それにしたってこの7日間は大変だったというのに……」
シルバーとリドルが感心しながら言っていると、フロイドがジェイドに近づいた。
「ジェイドぉ〜。他人の面倒とかどーでもいいから飯食おうよ〜」
「ですがホスト役として、ゲストの皆様をおもてなししなければ」
「他にも運営委員はいっぱいるし、みんなで交代でやってるから大丈夫だっつーの。最後くらいめんどくせー仕事は他のヤツに押し付けて、楽しもーよ」
「それもどうかと思うけど……」
フロイドの言い分にリドルは苦い顔をしながらも言った。
「ジェイド。ハロウィーンの間は働き通しだったろう?最後のパーティーくらい、楽しむべきだよ。キミ、さっきからなにも食べていないじゃないか。こっちに座って、食事をとったらどうだい?」
「これはこれは……優しい学友に恵まれて、ありがたいことです」
そうほほ笑むジェイドの横で、フロイドがリドルの方を見つめながら言った。
「ジェイドに偉そうなこと言ってるけどさぁ、金魚ちゃんもちょびっとしか食べてないじゃん。本物の金魚でも、もっと食うんじゃね?そんなんじゃおっきくなれないよぉ〜」
「なっ……ボクは1日に必要なカロリーは過不足なく摂取している!」
「カフソクナクセッシュ、とかそーゆーの今日はいいんだって。美味しいもんいっぱい食べたら、プリプリ怒りっぽいのも治まるかもよ。あはっ」
「今なんとお言いだい……!?」
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ブロッサム(プロフ) - 応援ありがとうございます! (2021年8月30日 22時) (レス) id: 997a0f1e43 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 祝スケモン(スケアリーモンスターの略)編完結! マジモンがザマァする様はどの寮もスカッとしますよねぇ 本編も番外編も更新頑張ってください!! (2021年8月30日 22時) (レス) id: 9cb0f7fda6 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - それは次回のお楽しみです☆ (2021年8月17日 22時) (レス) id: d825f142fb (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - マジモン(マジカメモンスターの略)は最後どんな恐怖が待っているのか楽しみです (2021年8月17日 22時) (レス) id: 9cb0f7fda6 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - 誤字報告ありがとうございます! (2021年8月12日 12時) (レス) id: 7a29d19501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ブロッサム | 作成日時:2021年8月11日 22時