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「ナイトレイブンカレッジの生徒たちはみな闇の鏡に選ばれた優秀な魔法士の卵です。
しかし、優秀がゆえにプライドも高く、我も強く、他者と協力しようという考えを微塵も持たない個人主義かつ自己中心的な者が多い」
「ほとんどいいこと言ってねーんだゾ」
「最早ただの悪口ね」
「貴方は魔法が使えない。ですが、おそらく使えないからこそ、魔法が使える者同士をこうして協力させることが出来た。
きっと貴方のような平々凡々な普通の人間こそがこの学園には必要だったんです！」
「全然いいこと言ってなくね！？」
私たちのツッコミをほぼ無視し、学園長は自分の話を続けていく。
「Aくん。貴女達は間違いなくこの学園の未来に必要な人材となるでしょう。私の教育者のカンが言っています」
「そうですが……ですが、学園長にひとつ聞きたいことがあります」
「なんでしょうか？」
少し緊張しながらも、私はドワーフ鉱山で起きた出来事を話す。
「私は闇の鏡から『魔力はない』と言われました。しかし……私はあの時、魔法が使えました」
「……なんですって？」
「そーなんすよ！なんか突然虹色の光が嵐みたいに起きたと思ったら、こいつがそれをモンスターに放ってそのまま一撃で倒しちまったんです！」
エースが興奮を隠しきれない様子で語ると、学園長は再び黙り込む。
するとさっきより低い声で話し始める。
「……恐らくAくんのその力は、太古の昔に存在した魔法士の力でしょう」
「え？でもAは魔法が使えないんじゃ……」
「ええ。ですが、その魔法士は魔力がないにも関わらず魔法を使える術を生み出しましたが、グレート・セブンが存命した時代にはすでに滅んだと言われています。私も実際に目にするのは初めてです」
グレート・セブンが存命した時代にはすでに滅んだ古の力。
もしそれが本当ならば、私はその魔法士と何か関係があるということなの……？
「記述がかなり少ないので時間がかかりますが、出来る限り調べておきましょう」
「……はい。よろしくお願いします」
あの力についてはそれ以上聞いてもわからないと察し、私はその一言で会話を終わらせた。
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だしのもと - 威月さん» 作者様じゃなくてすみません。確かにジューゴに似てる… (2022年4月7日 17時) (
レス) @page3 id: bbe118badb (このIDを非表示/違反報告)
威月(プロフ) - これから作品を読み始めるものです。設定を見てすこし思ったことがあってコメントさせていただきます。間違ってたらほんとにごめんなさいなんですけど夢主ちゃん、『ナンバカ』のジューゴを参考にしてますか？目についてや嫌いなものが一緒だったので……… (2022年3月29日 17時) (レス) @page3 id: 4af538b452 (このIDを非表示/違反報告)
ネコマタさんのちょびひげ - わああああ!!あのメイデーアだ!!(・д・ = ・д・)応援してます!!( ﾟДﾟ)ゞ (2020年12月29日 19時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - 感想ありがとうございます！結構書き残しとか修正とかで内容は変わる時もありますが、応援よろしくお願いします！ (2020年10月27日 23時) (レス) id: d825f142fb (このIDを非表示/違反報告)
ウサリボン - ブロッサムさん» この小説大好きです。更新楽しみしてます。 (2020年10月27日 23時) (レス) id: 522e3de4a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブロッサム | 作成日時：2020年10月26日 2時
