PROLOGUE17 共闘ファースト！ ページ38
「やい、バケモノ！コ、コココッチなんだゾ！」
「グルルルル………ガエレエエエェエエエエエエ！！！」
グリムの声に反応し、鉱山からあの怪物が現れた。
「ギャッ！来た！A〜！」
「こっちよ！ここまで来なさい！」
「グルッ！？コッチニモ…ドロボウ……ワダサヌ……オデノ……オデノ！！」
怪物がランタンを持ったままパンチをする。
なんとか躱すも、怪物のパンチは小さいクレーターを作る。
「ぴゃっ！あんなパンチ当たったらひとたまりもねぇんだゾ！」
「なるべく洞窟から引き離すわよ」
「デデイケ！デテイケ！！」
グリムと一緒になるべく怪物を鉱山から離すように走る。
途中、何度も攻撃を繰り出してくるが、かなり引き離すことができた。
「お願い！」
「オッケー、お任せ！いくぜ、特大突風！」
「アーンド・グリム様ファイアースペシャル！ふな゛〜〜〜〜〜〜っ！」
私の合図とともに、エースの風魔法とグリムの火の魔法が合わさり、見事な炎の竜巻が生まれる。
突然の攻撃に怪物が怯み、その隙を逃さず次を仕掛ける。
「デュース！お願い！」
「落ち着け……よく狙うんだ…俺が知る中で一番大きく……重たい……いでよ、大釜！」
エースをも下敷きにした大釜が怪物の頭上に現れる。
炎の竜巻に次いで大釜攻撃を喰らった怪物は身動きが取れなくなる。
上手く作戦が成功しほっと息を吐いた。
「やった！上手くいったんだゾ！オイ、見てみろA！バケモノがさっきのエースみたいに大釜に押しつぶされて、ペッタンコになってるんだゾ！」
「さっきのオレみたいってのは余計だっつの！ったく、今日はマジでいいとこナシじゃん」
「安心しなさい、さっきの風魔法攻撃はカッコよかったわよ」
「そ……そっか、ならいいや」
「あいつが足止めをくらっているうちに魔法石を取りに行くぞ！」
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だしのもと - 威月さん» 作者様じゃなくてすみません。確かにジューゴに似てる… (2022年4月7日 17時) (
レス) @page3 id: bbe118badb (このIDを非表示/違反報告)
威月(プロフ) - これから作品を読み始めるものです。設定を見てすこし思ったことがあってコメントさせていただきます。間違ってたらほんとにごめんなさいなんですけど夢主ちゃん、『ナンバカ』のジューゴを参考にしてますか？目についてや嫌いなものが一緒だったので……… (2022年3月29日 17時) (レス) @page3 id: 4af538b452 (このIDを非表示/違反報告)
ネコマタさんのちょびひげ - わああああ!!あのメイデーアだ!!(・д・ = ・д・)応援してます!!( ﾟДﾟ)ゞ (2020年12月29日 19時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - 感想ありがとうございます！結構書き残しとか修正とかで内容は変わる時もありますが、応援よろしくお願いします！ (2020年10月27日 23時) (レス) id: d825f142fb (このIDを非表示/違反報告)
ウサリボン - ブロッサムさん» この小説大好きです。更新楽しみしてます。 (2020年10月27日 23時) (レス) id: 522e3de4a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブロッサム | 作成日時：2020年10月26日 2時
