サッカー男子たちが気になっているあの子【ブルーロック】

距離感 ページ16

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目の前には恐らく2年生であろう、メガネ？サングラス？の人と涙ボクロのある性格あんまり良くなさそうな人と真ん中緑のチャラそうな人3人が目に映る。



雪宮「あー、…………だって君が言ったんじゃん？好きな人が〜みたいな。」



烏「……、……な。あの二人の好きな人はあっちにおるんやろ？ならアンタはこっちにいやんと。」



乙夜「そ。それに君は試験日で決まった日にこっちに付くことは決まってたよ。」




「…………」






クッソなんも言い返せない。確かにあの2人の恋はとても実って欲しい。けど……





「……」








1人で部活はやだなぁ。








多分分かりやすく結構凹んじゃってるよ私。なんだかんだ2人と出来ると思ってたし、……





雪宮「……あはは、そんなに分かりやすく凹まれるとショックだな。そんなに俺たち嫌？」




「いや、……、別に皆さんのことは嫌いだとも好きだとも思いません。人気者だし関わるのはめんどそうだな、って。






ただ2人と離れたのは結構……悲しいです。」






乙夜「…へえ…」




烏「……俺らは用無しか。やっぱ面白そうな子やなAちゃん。」








左斜め下辺りを見ながら口をとがらせて拗ねてたらいきなりツンと後ろから肩を叩かれて振り向いた。





蜂楽「やった！やっと来た遅いよA〜！」




「……」




真正面にずいっと顔を近づけてにっと笑っているぱっちりお目目の美少年がドアップで映る。少しズレていれば口と口が触れるくらい近く。




この人たしか、……、蜂楽 廻。整った甘いベビーフェイスで人懐っこい性格とは裏腹に鍛えられた腹筋やサッカーにひたむきな部分とかが同級生はもちろん先輩からも大人気らしい、みう情報。


まぁ時間なくて教えてもらった人はだいぶ限られてるけど。てかちっかい。まじサッカー部距離感バグってる。



「ちか、」



千切「やっときたか。神楽A」



ずんっ、と頭に何かがのっかかり、白い腕が首にクロスするように回ってくる。



くるっと後ろを向いて横目で見れば赤髪がみえて誰だかわかった。この人、は、千切豹馬。女性より美しい見た目に少し無邪気な笑顔を見せるところがなんとかかんとか……正直もう覚えてないけどなんかすごいモテるらしい。




「……重い…近い……」



雪宮「あはは……もう1年生はかなり懐いてるね。」

サッカーIQ→←ハブられた(泣)

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