25話:あたたかいまち ページ41
しばらく進んでいると、あたたかい光が見えてきた。
カルタ「……まち?」
フラウィ「カルタ、お願いだから死なないでよ……!」
カルタ「大丈夫だよ、心配してくれてありがとう。」フラウィ「な゛っ……」
リオネッタ「おーいそこー、いつまでイチャイチャしてるんだよー、早く行くぞー!」
フラウィ「イチャイチャなんてしてねぇよ!!この狼!」
リオネッタ「ふざけんなよ糞花!!」
フラウィ「なんだよそれ!?ボクのこと言ってる!?」
カルタ「ま、まぁまぁ……」
カルタは2人の喧嘩をとめ、町に入った。
カルタ「……やっぱり、あったかい……」
リオネッタ「とにかくめしくいたーい!!」
その後、2人はいろんな住人に話しかけたが、特に襲われることなく、みんな優しかった。
リオネッタ「……ここは?」
グリルビーズ。
そう書かれた店に入ってみると、見た事のある面子、炎のバーテンダー、いい感じの音楽…
簡単に言えば、完璧。
犬「おっ、さっきの子っス!」
犬「また会ったッサ!」
犬「わんわん!!」
犬「くぅーん」
カルタ「あ、皆さん!あの時はどうも!」
リオネッタ「……もはや犬のアイドルじゃん……」
2人はカウンター席に座り、注文をした。
とても美味しい。
カルタ「あの、あ、ありがとう…ございます!とても……その……あたたかい……です。」
グリルビーは、カルタの頭をそっと撫でた。
不思議と熱くはない、それに心地よいあたたかさだ。元々体温が低いカルタにとっては、とても、ほかほかしたものなのだろう。
2人はお金を払って、店を出た。
リオネッタ「モテモテじゃーんカルタ〜」
カルタ「本当に……あったかかった……」
フラウィ「…」
カルタ「フラウィ、ここの人達は危険じゃない、分かって。」
フラウィ「……ふん、分かったよ。カルタがそう言うなら。」
フラウィも、説得できた。
しかし、2人はまだしらなかった。
この"地下世界"の恐ろしさは、まだ先にある、ということを。
リオネッタ「…そろそろ僕、本当に任務の方に移行しなきゃな……。」
カルタ「え?」
リオネッタ「だから、カルタとはここでお別れ。多分、またどっかで会えるとは思うけど、別行動になるね」
カルタ「……そうですか。少し、寂しいですね」
リオネッタ「ま、どうせ多分すぐ逢えるさ、だから、フラウィ、きちんとお姫様を守りなよ?んじゃねっ」
リオネッタは本来の姿であろう、狼の姿になって奥へとすすんで行ってしまった
フラウィ「むかつくなぁ」
カルタ「まあまあ」
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猫侍(黒霧島)(プロフ) - グリルビーさんってかなり紳士的なイメージ (2019年9月2日 21時) (レス) id: dc089cb49d (このIDを非表示/違反報告)
骨狂いの厨二病(プロフ) - フパラ「みかんウメェ…リオネッタ、せめてボクが呼んだら来いよな…(モッチャラモッチャラ)」 (2018年12月3日 17時) (レス) id: 22ffe6a897 (このIDを非表示/違反報告)
monochrome@アルモニカ(プロフ) - 猫侍(NKS姉貴)さん» さすが雪見だいふくガチ勢! (2018年9月19日 20時) (レス) id: fef8d755ae (このIDを非表示/違反報告)
猫侍(NKS姉貴)(プロフ) - monochrome@アルモニカさん» このあとリオネッタとナパームとカルタが美味しくいただきました。(ほぼカルタが食べた。) (2018年9月19日 20時) (レス) id: 5774e35757 (このIDを非表示/違反報告)
monochrome@アルモニカ(プロフ) - 冷蔵庫いっぱいの雪見だいふく…賞味期限大丈夫か…?てか仮に大丈夫だったとしてお腹は…!? (2018年9月19日 19時) (レス) id: fef8d755ae (このIDを非表示/違反報告)
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