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荒木side
……目を覚ましたら鈴木とAが話している最中だった。
情けないな。Aにこんなに心配させるなんて。
鈴木『じゃぁな〜今日は安静にしとけよ？』
『へーい』
Aが今にも泣きそうなぐらいに心配そうに俺を見てる…情けない。
でもこうゆうときだからこそ。大人の対応。
Aの顔に手を当ててじっと目を見つめて冷静に言う
『大丈夫だから。』
A『どこが大丈夫なんですか？！今回の作品で2回も倒れてるんですよ！無理しないでくださいって言ってもダメだと思うし荒木さんの性分だから仕方がないけど…体を壊すまでやって本番までに動けなくなったら元も子もないじゃないですか…』
『A…』
A『帰ってきたら今回に限ってはすぐ寝てください！稽古終わりはすぐに帰ってきてすぐに安静にしてください！台本の読みぐらいなら俺だって手伝えます！……家族なんでしょう？！』
ここまで考えさせてたのか…
この子もレッスンで大変なはずなのに。
この年齢に背負わせる量の心配じゃない。情けない。
『……ごめん。
ちゃんと病院行って、稽古終わりすぐに帰ってくる。Aもその時は台本手伝って？』
A『もちろんです…！』
Aは泣きながらも力強く返事をしてくれた。
少し考え方が変わるな。
この子を守らないといけない。
『Aもオーディションまであと少しでしょ？
頑張って。』
A『はい！』
強い子だな。
でもふと疑問に思う。反抗期とか思春期とかないのかな？
でもまぁこれは俺もAも落ち着いた頃に聞いてみようかなw
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bloodO(プロフ) - ヌーマイトさん» 暖かいコメントありがとうございます！これからも頑張るので時間がある時に読んでいただけたら嬉しいです(●´▽`●) (2020年4月5日 1時) (
レス) id: 64d333252b (このIDを非表示/違反報告)
ヌーマイト(プロフ) - 面白かったです！続きが楽しみです！大変かもしれないですが、無理せず頑張ってください。応援してます！ (2020年4月4日 12時) (レス) id: 7595bbc07b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bloodO | 作成日時：2020年3月15日 12時
