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夢主side
それから俺は高校に通いながら荒木さんとの生活を送った。
荒木さんは仕事で忙しから帰りが遅くなったりするけど荒木さんが朝早くの仕事の日以外は一緒にご飯を食べる。
この日の朝だけは歌仙に頼らずに当番制で作る。
賢人『なぁ、もしだよ、もしもオーディション受かったらどうする？』
『頑張るよ？』
賢人『時期だよ時期。
思いっきり学校るぜ？』
『確かに』
賢人『俺さ、親のためにも通信に行こうかと思うんだ。そしたら稽古の合間にも勉強できるだろ？
弟達もまだこれから進学とかだし。三男のサッカー費用もやべぇからな。』
『通信に行ってどうするの？』
賢人『てか、オーディション受からなくても通信には行くんだ。もう先生とも話をつけてある。親父居ねぇからバイトしねぇと…』
『で、でも社長が。』
賢人『社長は芸能界で必要なお金を払ってくれる。オーディション費とか撮影の私服とか…』
『そうだんしたの？！』
賢人『してねぇけど…。でも俺後悔してねぇんだぜ？お前に会えたし、それにこれで最後って訳じゃないじゃん？またレッスンでも会える訳だしw
それにお前俺以外にも友達いるだろ？』
『…そうだけど。
大丈夫なのか？』
賢人『大丈夫！弟達にかっこいい兄を見せるためにもな！弟達には輝いてもらわないと。親とも話はついてる。
それにここだけの話、正直ここの勉強ムズいんだよなw』
『…お前らしいなw』
そんなことを急に聞いてびっくりした…
でも俺も。荒木さんに学費を払ってもらってるわけだし…稽古で何日も行かないってなったらその分勿体ないよな。
編入するにも金はかかるし…
俺も相談してみようかな。
帰宅後珍しく大倶利伽羅が出てきてた
『珍しいね大倶利伽羅がご飯の時以外で出てくるって』
伽羅『…そうか。』
『どうしたの？』
伽羅『…腹がすいたが誰も居ないから。こっちに来たら荒木がいるかと思った。』
『俺がなんか作ろうか？』
伽羅『……手伝おう。』
『ありがとう！』
すごい手際もいいし、料理してる姿が絵になる。
伽羅『いただきます。』
『手伝ってくれてありがとう』
伽羅『別に。なんのこともない。』
『どう？美味しい？』
伽羅『あぁ。
……Aそんなに大きかったか？』
『え！背伸びてる？！』
伽羅『なんか目線が少しだけ近くなった。』
『マジで！？
なんか大倶利伽羅に言われたら嬉しいな』
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bloodO(プロフ) - ヌーマイトさん» 暖かいコメントありがとうございます！これからも頑張るので時間がある時に読んでいただけたら嬉しいです(●´▽`●) (2020年4月5日 1時) (
レス) id: 64d333252b (このIDを非表示/違反報告)
ヌーマイト(プロフ) - 面白かったです！続きが楽しみです！大変かもしれないですが、無理せず頑張ってください。応援してます！ (2020年4月4日 12時) (レス) id: 7595bbc07b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bloodO | 作成日時：2020年3月15日 12時
