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夢主side
荒木『緊張してる？』
『しっかり緊張してます…！』
さっきから震えが止まらない。
なんせ今日は初日。
初めて舞台に立つんだ。緊張しまくり。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
賢人からだ。
『もしもし？』
賢人【いやー緊張してるかなって思ってw
お前演劇部に遊びに来るだけで舞台に立ったことないだろ？】
『も〜ーすごい緊張してる！
まじで口から全ての内蔵出る』
横田『Aクーン
次メイク入って〜』
賢人【その声って！！龍儀くん！？】
横田『電話の向こうから俺の名前聞こえた！Aくん誰と話してるの〜』
『高校の友達です！
龍儀くんの大ファンで』
横田『あ！もしかして賢人くん？』
賢人【え？覚えてくれてる！】
横田『男性ファンは少ないから1回で覚えれるんだ』
賢人【推し……無理。尊い……もう頭パンクするからじゃあな。頑張れ。】
ﾂｰﾂｰ
なんだよあいつw
でも緊張ほぐれた。
荒木『じゃぁメイク行こっか。』
『はい！！！』
メイク室に入り、目を閉じる。
終わったよの声を聞き目を開けるとそこには俺が映っていた。
『これ……俺？』
隣を見るとしっかり青江になった荒木さんがいた
荒木『緊張するかもしれないけど頑張ろうね。』
『……はい！！』
初日幕が開くと目を輝かせたお客さん。
公演パンフレットを手元に持ちオシャレな服を着て熱心に舞台上に立つ俺たちキャスト、アンサンブルを見てる…
不思議な高揚感に襲われて今までの緊張を忘れて稽古でしてきた倍以上の達成感と情熱に包まれる。
一部が終わり、お客さんからの拍手が鳴り止まない。
10分の休憩のうちにダンサーはそれぞれ自分で着替える。
ダンサー『初日の最初ソロを飾るのは期待の新人！Aー！！』
『え？！俺ですか？！』
ダンサー『がんばれよ！』
『Aならできる！』
『だーいじょうぶ！最初の20秒ぐらいは自由に踊るだけだから』
『……はい！！』
まさかの最初ソロを飾ることになった。
汗を吹いてメイクさんにメイクを直してもらった。ダンサー全員で円陣を組み直し、立ち位置に向かった。
あと3秒
3
2
1
……もう何度も聞いた音楽が流れてきた。
魅せるように、しなやかに。
でも最初を飾るインパクト。
お客さんがそれぞれの推しカラーのペンライトを振る。笑顔で刀剣男士の登場を待ってる。
あと少しで他のダンサーと刀剣男士が出てくるからw
それまで、俺を観てて！！！！
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bloodO(プロフ) - ヌーマイトさん» 暖かいコメントありがとうございます！これからも頑張るので時間がある時に読んでいただけたら嬉しいです(●´▽`●) (2020年4月5日 1時) (
レス) id: 64d333252b (このIDを非表示/違反報告)
ヌーマイト(プロフ) - 面白かったです！続きが楽しみです！大変かもしれないですが、無理せず頑張ってください。応援してます！ (2020年4月4日 12時) (レス) id: 7595bbc07b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bloodO | 作成日時：2020年3月15日 12時
