人生逆転ゲーム (ページ36)

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ゲーム80 ページ36

幽side

気が気じゃないリハーサルが終わってうちとAは何とかひと段落着いて準備して終わり！
基本的に全校HRで終業式解散となる
まぁ部活の人達は荷物を持ってるし入ってもいい緩さ
うちらは教室に荷物を置いたままだから取りに行く

うちと荒牧くんは同じクラスだから2人とは別れてクラスに戻ってる時

何とか大きな問題なく終業式が始まって
相変わらず校長先生の長い話を聞き終わってめちゃくちゃ油断してた

生徒会は最後の片付けまでするからみんなとは少し遅れて帰る。

荒牧『ねー幽ちゃん、あの人だかりなんだろう』

『え？』

荒牧『ほらあそこ～』

『え？！待って！』

嫌な予感はここでしてきた。
いやただのバカだけどさ！

人混みをかき分けて見てみれば案の定朝の写真
急いでその写真を壁から剥がして破ってぐちゃぐちゃにした。

よく見てみると他の壁にも貼られてるみたいでそれを全部剥がして行った。

モブ『ねーこれ君だよね？見してよタトゥーw』

腕を掴まれてせっかく回収した写真が廊下に広がる

『ちょ、辞めてください！』

モブ『いーじゃんちょっとぐらい見せてよ』

荒牧『ちょっとなにしてんの？』

モブ『あぁ？カンケーねぇじゃんw
あ、君も見る？これ』

『やめて！絶対やめて！』

こんな叫びも届かず男子は荒牧くんに写真を渡した。

荒牧『…これって？幽ちゃん？』

最悪だ。剣道部の人には知られたくなかったから。
男子が油断してたから思いっきり腕を振り払って逃げてしまった。

学校を飛び出ていつもの公園に行った。公園の隅で泣いてしまった。
りゅーちゃんと牧島は私がタトゥーを入れてることを知っていたけど気にしないでいてくれた。でも他の人はしらないし、普通女子高生のタトゥーで受け入れてくれる人なんていないよ……

夢主side

体育館を出て教室に戻って部活に行く
途中でりゅーちゃんと牧島にあって一緒に行ってたんだけど…

牧島『ねぇーあれどうしたのかな？』

『へ？！待って！

早く！2人とも手伝って！』

2人と人をかき分けて先頭のグループにでる。
やっぱりあの写真だ。

横『これって…』

牧島『早く剥がさないと！幽とAの秘密が』

『私はまだいいけど幽のために』

3人で急いで剥がして校内のその写真を探しては剥がしていった。
幸い1年生の棟にしか貼られてなかったから見つけやすかったけど、量が多すぎて3人じゃ足りない。

『絶対剣道部の方に知られないようにして！』

2人『もちろん！』