人生逆転ゲーム

ゲーム68 ページ23

流司side(昼休み)

基本的に昼は学食だから食堂にいる。昼時の賑わいは凄まじい


いつも遅く言ってるわけじゃない。ただ、Aが朝からいるなら早く行くしいないなら別に遅刻してもどうでもいいと思ってる。


今朝は早く行った。そしたらAのメガネが新しくなっていた。
めちゃくちゃ可愛いし似合ってたけど正直悔しい。付き合ってもないけどめちゃくちゃ嫉妬した。


宏『ちょっとー流司聞いてる？』

『あー聞いてねぇ』

宏『今日のAちゃんのメガネ可愛かったねって言ってたのに〜』

洸『あ、もしかして嫉妬？w』

『ちげーよ！そんなんじゃねぇ』

宏『あーそうゆう事ねw流司かわいーw』


『あーもういいよ！そうだよ！嫉妬ですよ。
めちゃくちゃセンスいいし完璧にAに似合ってたしね！』

宏『あのハイレベルなセンスを持ってるって言ったら、荒木先輩とかかな』

洸『俺も荒木先輩だと思う』

宏『どーするの？流司？負けちゃうよ？』

『いや、どうもこうもないだろ。絶対Aを俺の彼女にするの』

洸『相変わらず強気だね〜』

宏『でも相手は荒木先輩だよ？』



正直既に現実は分かってる。けどやってみねぇーとわかんねぇだろって思ってる自分がいる。

『あの人何考えてるかわかんねぇからなぁ…』

？？？『それわかるわ〜』

洸『へ？！誰ですか？！！』

？？？『あーごめんごめんw染谷俊之だよ』

宏『んーなんか聞いたことある気がする？』

染谷『まぁわかんないよねwようやく退院出来たんだ〜
まぁたしかに荒木はよく分からないよね〜何考えてるか全くわかんねぇw』


なんだこの人いきなり話しかけてきて。

『荒木先輩と何か関係あるんすか？』

染谷『んー関係ねーどう言えばいいかな？悪友的な？
まァ荒木と戦うの？
いやーそれは見ものだね！』

遊びだと思いやがって。


染谷『荒木は強敵だけど男なら当たって砕けろだよな
じゃぁまた』


宏『嵐みたいな先輩だったね』

洸『またって言ってたぞ？』

『知らねーよ。』

宏『まぁ！当たって砕けろだよ！
何が起こるかわからないしね！』



そうだ。何があるかわからないし、もしダメでも諦めなければいいんだ。
結果は分かっている。だけどやってみないとわかんねぇよ。

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