人生逆転ゲーム (ページ3)

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ゲーム49 ページ3

荒木宏文side

『あはは。いきなりそんなことを言われてもびっくりするよねw
でも俺が強くなろうと思ったのはその2人がいたからね。
二人とも斗真くんと同じで剣道で強いひとが好きでその人に負ける度に目の輝きを増していく。俺とは真逆な2人』

斗真『なんでその2人がいたから強くなろうと思ったんですか?!その2人はどこにいるんですか？！』

『そんな一気に聞かれてもw
まぁ全部答えてあげようかな。

理由は簡単だよ。その2人に強くてカッコイイ姿をずっと見せ続けたいから。
その2人は俺のあとを追って同じ学校で剣道してるよ。俺に勝つまであの二人は俺について行くって言われちゃったからなぁw
いくら謹慎になっても女の子を殴るクソみたいなやつがいても俺が剣道を辞めない理由。』

斗真『……剣道を…辞めたいと思ったことはありますか？』

『いっぱいあるよw
それこそ1回目2回目の謹慎の時は本気で剣道を辞めようとした。
この学校に入って直ぐに思った。
結構単純な性格してるからwたまに今でも思う。いつになったら辞めよう。何故あの時辞めなかったのか。
だけど俺には勝たないといけない人が沢山いるからね』

斗真『……俺も！俺も荒木さんに勝つまで荒木さんを追い続けます！
まだ龍ちゃんや牧島にも勝ててないけど……
いつかみんなに勝てるようになりたいです！』

………

『あははwww

ほんとに君たちは面白いよw最高www

斗真くん？でも君は今日またずっと追いかけたい人が見つかるかもよ？www』

斗真『へ？』

もう13:00回る所だ。
そろそろ帰ってくるかな？

和田『もぉ!!!荒木のせいでせっかくの午前練が1日練になるじゃん！』

鈴木『あれ？この子は？』

『Aちゃんの弟』

太田『へぇ～身長以外は結構そっくりだな。』

『あれ～これだけ？もっと来ると思ってたんだけどなぁ』

健人『あ！俺もいマース
琢磨くんに着いてきました(*´ω`*)』

崎山『普通に兄貴が遊び行ってるのを忘れて鍵持ってくるの忘れたから時間つぶしに来ました～』

黒羽『荒木くんのお姉さんがうちの姉と遊んでて帰れないので来ましたぁ……』

斗真『あ、あの？この人たちは？』

『あぁ……剣道部の人達
ほらこの2人が俺の一個したの幼なじみ。』

崎山、黒羽『よろしくー！！』

斗真『ふぇぁ～』

太田『その顔めちゃくちゃ似てるwAの弟ってよくわかるわぁwww
あ、俺太田基裕。よろしく』