人生逆転ゲーム (ページ20)

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ゲーム65 ページ20

夢主side

迎えに来てくれたお兄さんの車はめちゃくちゃ乗り心地良かった。うん
運転技術いいとか云々の問題もだけで何より高級外車……
ほんとにそっち系の人かと思った

和田『じゃーまた明日～』

2人『また明日！』

『じゃ幽もばいばーい』

幽『ばいばーい』

幽と別れて家のドアに手をかける

暖かいあかりのついた家に大きな声でただいまと言う

そしたら父さんと弟が笑顔で迎えてくれる。

中学生の時も私が久しぶりに学校に行った日の帰りはいつも2人が笑顔で私を迎えてくれていた

中学生の時は2人に言えずにずっといじめられてたこととかへの罪悪感や苛立ちがあって素直に受け入れられなかったけど今は素直に受け入れられる。

弟、父『おかえり！』

『ただいま！』

いつもみたいにみんなでご飯を食べてテレビを見ていい時間になったら寝る。
当たり前のことかもだけど今日はそれが幸せで良方ない

翌朝。
いつも通り起きて学校行く準備をした

準備が終わるとちょうど朝ごはんが出来て食べて歯磨きして少し朝のニュースを見る。

そうしたらいつもこの時この時間。心地の良いチャイムの音。

今日は父さんも斗真も朝ごはん食べてすぐ行っちゃったから1人だけど
誰もいない家に行ってきますと大きな声で言う。

そして玄関のドアを開ける

一同『おはようA(ちゃん)』

『ｳﾞ……まぶしい』

横『何言ってんの？今日そんなに日さしてないよ？』

『毎朝顔の整った集団がおはようって言ってくれることが眩しい』

つばさ『もー何言ってんのよ～
お世辞にも程があるよw』

幽『まじそれ分かる。Aの気持ちちょー分かる』

牧『なんなら俺もわかる。この人たち俺たちの家にも迎えに来てくれるんよ？』

『朝っぱらからみんな目がやられていくのか』

黒羽『あはは何言ってんだw
そんなん言ったら毎日カワイイ後輩を朝っぱらから見て俺も目やられてるわーw』

幼なじみ4人『冗談がきつい』

荒木『あははw
あ、そういやこれAにあげる』

そう言って電車の中で渡されたのはメガネケース

『……？なんですか？これ』

荒木『まーまー開けてみなってw』

『…これ。』

メガネケースを開けてみたら丸メガネが入っていた
植野きららに壊されてから予備のメガネを使っていた
そしてデザインがめちゃくちゃ可愛い。

『荒木先輩が選んでくれたんですか？』

荒木『視力が分からなかったから幽ちゃんに協力を得たけどね
どうかな？気に入ってくれた？』