人生逆転ゲーム (ページ2)

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ゲーム48 ページ2

荒木宏文side

『そういや午後から俺の友達が帰ってくるけどどうする？
一緒に練習する？』

斗真『いいんですか?!
ぜひ!一緒にやりたいです！』

やっぱり元気な子だなぁ

斗真『うわ！荒木さんめちゃくちゃ細いですね！
ビックリしました』

『普段は1枚多く着て体を大きく見せてるからねw
これでもちゃんと筋肉付いてきた方だよ？』

斗真『へぇ～すげぇ…
確かに細マッチョって感じですね！！』

『ありがとう
君達は色んな表情をするから面白いよw』

斗真『君たち？』

『うん。
斗真くん、Aちゃん、幽ちゃん、龍儀、輝
他にも今年の1年生はほんとに面白いw』

斗真『きっと来年の1年も面白いですよ！！』

『そうかもねw
でもね来年は俺は居ないからねぇw残念だよ』

斗真『え？！あ！そうだ！俺が入ると同時に荒木さん達の代は引退か……
一緒にできないのか…』

『うーん…そうだねw
でも連絡してくれればいつでも相手するよ(*´ω`*)』

斗真『ありがとうございます！』

『いえいえ

さ、早速始めようか。』

斗真『はい!!!』

それからぱぱっと素振りをして軽く休憩をした。
さてさてあとは試合でもしようかな。

琢磨達が帰ってくるまでついてきて欲しいけど、無理は禁物だからね。

斗真『荒木さん！早速試合しましょ?!』

こちらを見る笑顔が眩しいw
甘えん坊な大型犬みたいだ

『そうだね。
早速始めようか。』

位置に立って試合を始める。

……正直結構強いな。
今年の1年の中でも結構いい所に入るぐらいか？嫌でも龍儀とか流司とかのレベルじゃない。
1年のトップよりちょっと下ぐらいかな？実力的には。

でも。少し踏み込みが甘いときがあるね。
あと体幹がまだしっかりしてないね。

少しだけ分析したら一気に方をつけた。

斗真『……ｯ!
もう1回!!!』

昔の拡樹を見てるみたいだ。
……いや？つばさの方が近いか？そういや麻璃央もこんな感じだった気がするな。

『いいよ…！』

面白い。
ほんとに面白い子だ！w

これで軽く10試合ぐらいはしたか？
そろそろ体力も無くなってきてるか？

斗真『もう1回!!!』

試合を重ねる度に斗真くんの目は輝きを増して行った。
ほんとにそっくりさんだなぁ。昔？いや今もか…

『１回休憩を挟もう。
もう1時間ぶっ通しだからねw』

斗真『……はい。』

やっぱり斗真くんは犬だな。

『斗真くんは俺の幼なじみとよく似ているよ
一個したの幼なじみにねw』

斗真『え？』