4.金持ちの余裕 ページ5
貴「ただいまーおじゃましまぁーす。」
蘭「どっちだよ。ややこしいから、いっそもう灰谷家に住む？」
貴「え、蘭ちゃんのお顔を毎日崇められるの？竜ちゃんの優しさに毎日甘えられるの？最高じゃん。」
竜「毎日優しくしてるだろ？それはもう手厚く。」
貴「なんかいかがわしいんだけど。」
蘭「あ、そうそう。さっき竜胆と外行った時に買ったんだけど。」
貴「なになに？」
蘭「ゴデ○バのアイスとチョコ。」
貴「…はぇ？」
竜「Aがこの前食べたそうにしてたから。」
貴「そんな高級食品を庶民の私に食えと？」
蘭「たかがゴ○ィバじゃん。」
貴「ゴディ○をたかがで表現する奴初めて見たよ。」
竜「一応ハーゲンダッツもあるけど。」
貴「うん、それも高級だよね？」
竜「たかが300円じゃん。」
貴「普通のアイスの2倍だよね？しかも結構買ってきてる。」
蘭「美味しそぉーに食べてるAがとんでもなく可愛いから。」
竜「兄ちゃんに同じく。」
貴「可愛い…？カワイイ…？いや、私は知っている。イケメン達の可愛いは、だいたいお世辞！」
蘭「お世辞じゃねぇよ。」
竜「Aはずっと可愛いよ。」
ぐぬ、そんなええ声で言われたら…
貴「惚れてまうやろ！」
竜「兄ちゃん、聞いた？」
蘭「この耳でバッチリと。」
急に男二人に抱きつかれ、バランスを崩した。
貴「痛い…頭打ったぁ…どしたの急に。」
蘭「ついに実ったかなーって。」
貴「え？何が？庭で育ててるトマト？」
竜「違ぇよバカ。お前トマト嫌いだろ。」
貴「うん嫌い。」
竜「兄ちゃん今は無理だ。」
蘭「またおあずけかぁ〜。」
貴「何？二人ともテレパシーで私に聞こえない会話とかしてる？」
蘭「お前が鈍感なだけ〜。」
竜「アイス溶けるぞ？」
貴「待って、今食べる。」
灰谷兄弟の恋が実るのはまだまだ先のようです。
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マナフィ(プロフ) - 東リベ大好きマンさん» 灰谷兄弟って格好いいですよねー！続き楽しみにしてて下さい！ありがとうございます！ (2021年12月11日 17時) (
レス) id: c16e9a497f (このIDを非表示/違反報告)
東リベ大好きマン - 灰谷兄弟の推しなので、続きがとても楽しみです！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年12月11日 15時) (レス) @page4 id: b2fbd65eb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マナフィ | 作成日時：2021年12月4日 12時
