幼馴染みに婚姻届持ってこられる前の話。【東卍】

6.ドラケンの実家 ページ7

学校終わり。



貴「マイキー帰んぞー。」


マ「あーゴメン。今日オレケンチンの家行く。」


貴「え、行きたい。」


マ「ダメ。」


貴「なんで。」


マ「家が家だから。」


貴「ん〜、ドラケンの家事情は知ってるつもりなんだけどな。」


ド「マイキー、早くしろ。」


マ「ケンチーン、Aがケンチンの家行きたいって。」


ド「ダメだ。」


貴「んだよ、二人揃ってケチか。」


ド「あんま客連れて来たくないんだよ。女なら尚更。」


貴「ドラケンの家事情は知ってるよ？」


ド「情報源。」


貴「マイキー。」


マ「言っちゃった。」


貴「お願い！出来るだけ存在を空気にするから！」


ド「チッ…すぐ帰れよ。」


貴「懐がひろたかくん。」


…


貴「渋谷のド真ん中かよ。いーな。」


マ「ケンチン、たい焼き食いたい。」


ド「部屋にある。」


貴「たい焼きが常備してある部屋とか初めて。」



ド「ただいまー。」


嬢「帰宅早ぇな。学校から直帰かよ。珍し。」



おお…初めて入ったよ。大人の色気漂う所だな。



マ「お邪魔しまーす。」


嬢「ん？ケン坊、もう一人いね？」


貴「げ。」


ド「あ〜…」


貴「…こんにちは〜。」


受付「は？」


嬢「ケッケケケケン坊が女連れてきた！！」


「は？女!?ケン坊やるね。」


ド「面倒くせぇから連れて来たくなかったんだよ。早く部屋。」


貴「うっす。」


…


貴「ほぉ…大人ぁ…あ、エマちゃんの写真。」


マ「大人でしょー。」


貴「なんでお前が自慢げなん？」


嬢「ちょっといい？」


ド「ノックしろや。」


嬢「そこの女借りるねー。」


貴「あ、私？」


嬢「そ。」


貴「じゃちょっくら行ってくるわ。」


ド「変な事教えんなよ。」


…


30分後


貴「ただいま。」


ド「…何かされた？」


貴「姐さんたちに色々大人の教育してもらった。」


マ「よし、テストしよう。」


ド「ここ人んちな。何する気だよ。」


マ「ケンチンあれちょうだい。」


ド「あれ？」


マ「コンド…「おい。」」


貴「なんかさ、今なら四十八手って何個か被ってるっていうの分かる気がする。」


ド「何吹き込まれた？」



ちょっとアレな知識が増えたAでした。



軽く下ネタ入ってますね。ごめんなさい。

7.それは伝説となった→←5.東卍劇場〜親権は誰の手に〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す