急襲 ページ45
…ハッ！
私…気絶してた？
不甲斐ない…そうだ、呼吸のせいで体中痛くなって、腹刺されて、さらに呼吸連発して、あー…こりゃ鍛えないとな…
炭「A！しっかりしろ！」
貴「あ…炭治郎…生きてるよ…」
どこか遠くで聞こえる声に応える。
伊「刺された腹は大丈夫か！」
貴「…止血はとりあえず出来てる。親分や炭治郎は…？」
伊「元気いっぱいだ、風邪もひいてねぇ！」
炭「俺も大丈夫だ。」
貴「怪我人は？頚の所にいた運転手は？」
よろめく足でゆっくり立ち上がる。
伊「アイツ死んでいいと思う！」
貴「よくないわ…」
伊「Aの腹刺した奴だろうが！アイツ足が挟まって動けなくなってるぜ、足が潰れてもう歩けねぇ！放っとけば死ぬ！俺様の子分を傷つけたんだぞ!?あんぐらいの罰受けて当然だろ！」
貴「じゃあ罰受けたんならさっきのチャラね。助けてあげて。私達が殺すのは鬼だけ。ね？助けてあげて。」
伊「…ふん、行ってやるよ、親分だからな。子分の頼みだからな！」
貴「あと…階級的には私の方が上ね。」
伊「上官だろうが子分は子分だ！助けた後アイツの髪の毛全部毟っといてやるからな！」
貴「そんなことしなくていいわ…」
もうすぐ夜明けか…とりあえず今回の任務は終了だ…炭治郎と親分が倒したし…
…私、割と重傷かもしれない…止血はしてるけど傷が開いたら致命傷の危険がある…
いや…今はそんなことよりも乗客の安否の確認だ…杏寿郎…善逸と禰豆子ちゃんは無事なのかな？
貴「炭治郎…善逸達と一緒に乗客を救出してきて。」
炭「わかった…本当に大丈夫なのか？」
貴「治療すれば何とかなる。無惨と戦うとかなったら怪我の度合いはこれの比じゃない。」
煉「A少女！」
貴「あ…きょ…杏寿郎…」
煉「大丈夫か、腹部から出血していたようだが…」
貴「大丈夫、止血した。乗客は…」
煉「皆無事だ！怪我人は大勢だが、命に別状は無い。A少女は無理せず…」
ドォン
何…？まるで隕石が降ってきたような音。
…鬼だ。しかも…
「上弦の参」
どうして…今ここに？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 98人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桃サイダー - 了解しました。(｀･ω･´)ゞ (2020年9月27日 1時) (
レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
マナフィ(プロフ) - 買いたいけどっ！買いたいけど金欠！それと、続続編楽しみにしててください！リクエストもそっちでやりますので！ (2020年9月25日 16時) (レス) id: c16e9a497f (このIDを非表示/違反報告)
桃サイダー - あちゃー、それは悲しいね。でも10月は本当にいろんな意味で金欠になるかもねぇ。ジャンプでは煉獄さんの初任務のエピソードを描いたのが出て、その次の号ではステッカーも付いてくるからね。続続編楽しみだなぁ。 (2020年9月24日 22時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
マナフィ(プロフ) - もうすでに金欠…22巻の特装版、お金無くてキャンセルしました… (2020年9月22日 9時) (レス) id: c16e9a497f (このIDを非表示/違反報告)
桃サイダー - うん、私もLINEのニュースで知ったからね。そうだね、10月は結構金欠になりそうだね(^_^;) (2020年9月22日 2時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マナフィ x他1人 | 作成日時：2020年8月1日 21時
