STPR BL短編集！！！

安心【橙紫】　リクエスト ページ38

紫サイド
よぉっし。

やっと仕事終わったぁ！！

久しぶりにゴロゴロできるなぁ(*´∀｀*)

あ、前投稿した歌みたのコメ欄見よ！

俺にしては結構意外な曲だったから皆驚いてるかなぁ(*´∀｀*)





スマホで検索して自分の動画を再生する。

どれどれ・・・・？

『なーくん、ほんとになんでもこなせてすごい！！』

『なーくんのおかげで曲の幅が広がりました！』

えへへ、嬉しいなぁ(*´∀｀*)

他は・・・？

画面をスクロールして下まで見てみる。

皆のコメントは出来るだけ見るようにしてる。

もっと皆のこと知りたいし。

いっぱい期待にも応えてあげたいから！！

・・・

紫「ﾋﾞｸｯ」

俺の目にとまったコメント。

『まじすとぷりすなーとかきもっｗｗｗ』

リスナーさんを馬鹿にするなんて・・・

リスナーさんはなんにも悪いことしてないのに。

『よくこんな気持ち悪い歌聞けるねｗｗｗ歌ってる人もよく知らんけど無理ｗｗｗ』

紫「グスッ」

なんで、なんで・・・

頑張ってる俺たちがこんなに批判されなきゃいけないの・・・？

時々そう思う。

いつもは我慢するようにしてるけど。

糸が切れちゃうみたいに涙が溢れてきて、声まで漏れてしまう。

紫「はぅっ、ひぐっ」




ぎゅっ




！？

びっくりして後ろを振り向く。

ジェルくんが俺をぎゅっと抱きしめてくれたようだ。

あったかい。

ジェルくんはスマホを持った俺の手をそっと机に持っていきスマホをおろした。

橙「大丈夫、大丈夫。」

そんな甘くて優しくてあったかい声をかけられると。

紫「ビクッ、うぁぁぁぁっ」

余計泣いちゃうじゃん。

それでも俺の涙をそっと受け止めてジェルくんは俺の頭を撫でてくれる。

橙「そんなんより応援してくれてるリスナーさん見な、失礼やろ？」

紫「こくっ」

橙「うん、そう。」

ジェルくんが俺をあやすみたいに声をかける。

安心して少しずつ力が抜けてきた。

そうだよね、リスナーさんをちゃんと見てあげなきゃ。





紫「すーっ、すーっ」

橙「おつかれさん。」

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