STPR BL短編集！！！

甘い。【青赤】 ページ33

青サイド
赤「ころちゃん・・・」

僕がソファに座ってると莉犬くんが声をかけてきた。

青「どした？」

赤「構って、ほしい。」

青「そっか。」

ツンデレ莉犬くんが珍しい。

僕は手をバッと広げた。

青「おいで？」

僕がそう言うと僕と向いになるように僕の膝の上に座った。

それからぎゅってしてやる。

赤「んへっ、めぇめぇあったかい。」

その呼び方、甘えたときの呼び方。

可愛い。

青「わんわん可愛いね。」

赤「ん。」

僕はそのままゲームを続行した。




青「・・・あつっ」

なんか暑いな。

莉犬くんとくっついてるからだろ。

それにしても・・・

青「莉犬くん、莉犬くん？」

赤「ん、ぁ、なに？」

莉犬くん眠たいんだ。

体温が高くなってる。

青「眠たい？」

赤「・・・ぅん。」

青「寝る？」

赤「やだ。」

なんでｗｗｗ

赤「寝ちゃうところちゃんとぎゅってできなくなる。」

もうまじ可愛いかよって・・・

青「寝てる間もぎゅーしてればいいじゃん。」

赤「やなのっ・・・」

そう言って僕の胸に頭をスリスリと擦る。

青「よしよし、」

莉犬くんの頭を撫でてみる。

するときれいな赤毛が指からするっと抜ける。

青「莉犬くん髪さらさらだね。」

赤「ありがと。」

耳垂れてる。

照れてんだ。

赤「・・・・」

青「莉犬くん？」

赤「すーっ、すーっ」

寝てんじゃん。

僕は莉犬くんを持ち上げベッドに連れてった。

青「おやすみ、莉犬くん。」

それからそっとキスをした。






もう、王道甘々です。

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