12青side ページ12
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赤「流星…」
「…行ってみるしかないやろ」
いつも憂鬱な朝が今日はさらに憂鬱
それもそのはず。この前のことがあるから。
赤「まさか聞かれてるなんて思わんやんか!」
しげとしたトイレでの会話
まさか、親会社の社長の息子に聞かれるなんて
奇跡的に土日で休みやったけど、今日は出勤
職場に着いたら俺らの居場所は無くなってるかもしれない
「新しい職場探さなあかんな」
赤「そんな前向きな話やないって…」
「前向きに捉えるしかないやん」
赤「…夜の仕事とかは絶対に嫌やで」
「そんなん俺も同じやわ」
赤「ほんなら安心や。でもこの近辺では難しいやろうな」
「せやな」
俺らはαといえど、下流家庭の育ち
そう簡単に雇ってくれる場所なんてないし、クビにされたとなればこの近辺で職場を探すのは困難
どんな悪い噂が吹き込まれることか…
嘘やと否定したところで下流の俺らにどうこうする権利はない
「はぁ…いくか…」
赤「おう…」
しげと2人で重い足を動かして敷地へと足を踏み入れる
いつも置かれてる作業表。今日の作業を確認したところでどうせ俺らの名前は…
赤「…ある」
「え…?」
赤「俺らの名前がある!」
「は?そんなわけ……」
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まかろん(プロフ) - みさきさん» お返事遅くなり申し訳ありません…マロありがとうございます!お名前も!嬉しいです!!亀更新ですが、脳内ではストーリーできていますので完結までぜひ見守って頂けると嬉しいです! (12月5日 18時) (レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - こんばんは!恐らく上流下流家庭話をマシュに入れた者です!下請けやら何やら色々送らせてもらいました汗 ちなみに別話ではありますが赤緑の子どもの名前を採用して頂いたりと本当に嬉しいし光栄です!まかろんさん色に染まるのを本当に楽しみにしております! (9月5日 0時) (レス) id: 06114767fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まかろん | 作成日時:2023年9月4日 23時