＊ ページ3
光｢んっ…なんじだ、いま｣
翌日の朝6時、一番に目を覚ましたのはバンドリーダーの光くん。
結局あの後、そのままトランプもろくに片付けず眠ってしまい、他の3年生が寝ているのを邪魔しないように、トランプを片付けます。
そしてひと通り片付けたら、部員を起こしていきます。
さぁ、ここからが大変です。
光｢…寝相悪いな、雄也｣
光くんが一番に目をつけたのは雄也くん。
布団を抱き枕代わりにして、すやすやと眠る雄也くんの足をくすぐります。
光｢ほれー、起きろー！｣
雄｢んぐぅ…なにしてんの、こーた…？｣
光｢ふはははは！！！ここは家じゃねぇよ、おはよう、雄也｣
雄｢えっ！？光くん！？…あっ、そっか、昨日から合宿してたんだ…｣
光｢めっちゃ寝ぼけてるし…｣
まさか、宏太くんと間違われるとは思っていなかった光くん。
家での様子が垣間見れるのが楽しいようで…？
光｢びっくりしたー、でもお前、宏太のこと、いつもは''兄貴''って呼んでない？家では違うの？｣
雄｢マジ？俺そんなこと言ってた？｣
光｢言ってた｣
雄｢うわぁ…めっちゃ恥ずいわ…｣
光｢恥ずかしがることか…？｣
雄也くんの恥ずかしがるツボがイマイチ理解できない様子の光くん。
次は雄也くんと一緒に、部長・宏太くんを起こします。
光｢ほれ、こーた起きろー｣
雄｢…起きないね｣
光｢なんだかんだ疲れてたんだな｣
雄｢でも起こすよ？｣
光｢容赦ねぇな…｣
そう言って、未だ寝息を立てて気持ちよさそうに眠る宏太くんの布団をバサッ！と勢いよく剥いだかと思えば、そのまま宏太くんの腕を引っ張って、起き上がらせる雄也くん。
宏｢…ゆーやのほうがはやかったか｣
雄｢そーだね、おはよ｣
宏｢おう、はよ、光も｣
光｢お、おはよう…？｣
あまりにも無理矢理な起こし方に驚く光くん。
ちょっと変わった起き方の双子に釣られるようにして起きたのは…
慧｢んぇー、おはよぉ｣
光｢手間省かせてくれてありがとう、おはよう、慧｣
慧｢こんだけバタバタやってたら起きるよぉ？｣
雄｢大貴くんは起きてないけどね…｣
宏｢あれだろ、大ちゃんは涼介連れてくれば多分起きる。多分。｣
光｢いつに無くテキトーだな｣
朝からわちゃわちゃと騒がしい３年生。
宏太くんの提案で、大貴くんは後回し。
未だ起きる気配のない弟達の部屋に忍び込みます。
慧｢ふふ、みんなかわいい顔して寝るねぇ？｣
宏｢なんか、癒されるよなぁ｣
幼い寝顔を見て、朝から癒される兄組。
さぁ、起床時間です！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 425人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れーな(プロフ) - すごく面白いです！更新がんばってくださいっ！裕翔くん可愛いー！ (2018年4月2日 22時) (
レス) id: a26d82f087 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 面白いです！ 更新頑張ってください！ (2017年12月27日 10時) (レス) id: dca81bc790 (このIDを非表示/違反報告)
sarasa - 最初のシリーズから見てました〜 更新頑張ってください！応援してます！ (2017年12月17日 8時) (レス) id: ddc3412e30 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
