黒狼想う冬の花2 ページ18
仲良く手を繋いで訪れた
大きなデパート。
数日前にオープンしたからか
中は混雑していて
冬花は鎖月の腕にしがみつくように歩いた。
「凄い混んでるな……
冬花、大丈夫か？」
「う、うん…！」
混雑はしているものの、
2人は久しぶりのデートを楽しんだ。
最上階にあるという映画を見に行き、
雑貨店、服屋などなど品揃え豊富な店舗を見回った。
(「鎖月くん、これどうかな？」
「冬花はこっちよりもこっちが似合うよ」
「そうかな…？」)
気に入ったものがあれば鎖月が買い
(冬花の欲しいものも含め)
(「鎖月くん…！お金…！！」
「別にいいよ、さ、次行こうぜ」
「あ、鎖月くん…！！」)
そんな2人だが最終的に向かったのは
やはりと言うべきか、スポーツ店だった。
「はー……すげぇな…」
「お、大きいね…」
奥にあるスポーツ店は他の店よりも大きく
2人は嘆声を零した。
「サッカーはこっちみたいだよ」
「そうか。
やっぱり、サッカーの方が一番広いな……」
「うん…
今じゃサッカーが盛んになったしね…」
FFI決勝戦で激闘を繰り広げた日本は
忽ちサッカーが盛んとなり
サッカーファンはもちろん、プレイヤーも増えた。
ここのデパートのスポーツ店でも
サッカー用具をたくさん売り出していて
子供たちがたくさんいた。
そのことに2人は顔を合わせて笑い合った。
サッカーが好きな者同士、こうなることが嬉しいのだろう。
「オレ！大きくなったら
豪炎寺選手みたいなストライカーになる！」
「吹雪選手って凄くカッコいいよね〜！」
「うんうん！
でも、基山選手もいいなぁ」
「でもでも、
コトアールの黒也選手もカッコいいよね！」
「！」
「わかるー！
白也選手も……」
女性ファンやら子供たちの会話から聞こえたきた自分の名前。
“有名になったな”と息を吐くとグイッと冬花により腕を引っ張られた。
「！！」
「……」
「……ククッ
大丈夫、俺は冬花一筋だよ」
「！！……(カァアア」
顔を真っ赤にさせた冬花に
鎖月はまたクスクス笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 12人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スート(プロフ) - シュウ＆レオンさん» サッカーボールはいいんだよ（よくねぇけど）www イナギャラで結局宇宙行ってるもんなw 超次元サッカー宇宙に進出w (2018年3月23日 9時) (
レス) id: d298db6a77 (このIDを非表示/違反報告)
シュウ＆レオン(プロフ) - スートさん» wwwwww銀河ロケットもサッカーボールをピカーンしてるもんねwww (2018年3月22日 17時) (レス) id: 73c2690664 (このIDを非表示/違反報告)
スート(プロフ) - シュウ＆レオンさん» あぁ、星になってるね、ピカーンて言ってるしw 超次元サッカーってすげぇ（超棒読） (2018年3月22日 16時) (レス) id: d298db6a77 (このIDを非表示/違反報告)
シュウ＆レオン(プロフ) - スートさん» 思ったけど、ダッシュストームもあれだよね？飛ばされた人、宇宙に逝ってるよね？ (2018年3月22日 12時) (レス) id: 73c2690664 (このIDを非表示/違反報告)
スート(プロフ) - シュウ＆レオンさん» メテオシャワーって最後爆発するもんねw 地面抉れてるよ絶対 (2018年3月22日 9時) (レス) id: d298db6a77 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
