悪いやつじゃない、マッドサイエンティスト ページ6
もじゃっとした髪の少年
彼はボールを持ってうだうだと悩んでいるようだ
意を決して投げてはみるが
消太に止められ説教されている
お前の力ではヒーローにはなれない。
消太のいうことは最もだ
実際に私がヒーローになれたのは力があるからであって、
決してヒーローに相応しい人格ではないのだから。
だが消太、お前は何か勘違いしている
彼は今回のクラスの中で一番、…そうだな、
消太風に言うならば「見込みのあるやつ」だ
向上心もあるようだし、極端な個性をどれだけ
被害を少なく扱えるかも考え出したようだ
ふむ、本当に欲しい人材だ
今まで雇っていた助手とは比べ物にならないな
こんな考え事をしいる間に
彼は700m以上の好記録を叩き出した
驚愕の声を受けながら、
彼は消太に口角をあげて言った
「まだ、動けます…！！」
消太は思った以上に見込みがあった彼に
可能性を見出したのかもしれない
するとこの最高の空間を邪魔するような、
まぁ中々に不快になる出来事が起こる
あだ名で呼びあってるということから
彼と親しい仲なのか、薄い金髪の少年が
手に爆発を起こしながら突っ込んできたのだ
思わず体が動き、
金髪の少年の前に出る
とりあえず君の顔面から破壊しておこうか
どの方法がいいだろう？
君のその手の中の爆発をそのまま顔に移してあげようか
純粋に殴るのもいいが、それではつまらない
彼からニトロの香りがするから、彼の手元にある
ニトロと似た成分の何か…おそらく汗だろう
汗を別のところに移動して抵抗できなくさせて______
体がピシリと動かなくなる
体には白い布があった。
はて、これは。
目の前で金髪の少年は石のように固まっている
彼のした事に驚いていた生徒たちも静かだ
肝心の彼は背を向けているのでみれない
ふむ、
「消太。止める相手を間違っているぞ」
「いえ、間違ってませんね。
なのでその手を下ろして下さい」
「止める意味がわからないのだが
説明してくれないかな」
「マッド先生、ここはヒーローの卵が育つ場所です
ヒーローの卵を潰したら元も子もない」
「君はドライアイなんだろう？
早く離した方が目の為だぞ」
「そう思うなら今すぐ爆豪から離れて下さい」
一連のやり取りをして分かったこと
私が金髪の少年に手を出さなければ全てが解決すること
…この少年はもう彼に突っかかる気は失せているようだし、
私がこんなでは彼の成長を妨げてしまうかもしれない
仕方ない、ここは手を引こう
消太は少し息を吐いた
いたいのいたいのとんでいけ、マッドサイエンティスト→←なんだかんだ参加してる、マッドサイエンティスト
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有害物質(プロフ) - この話大好きです。続きが気になりすぎて気になる過ぎて・・・ (2022年10月24日 8時) (
レス) @page10 id: 30dece2dde (このIDを非表示/違反報告)
続きが気になり過ぎてあらぶるモブ - 続きを続きをくだせえ！！めちょめちょ続きが見たいんです！！気になり過ぎて夜しか寝れません！！応援してます！！更新頑張ってください！！！ (2021年8月22日 4時) (レス) id: 485c7d75ea (このIDを非表示/違反報告)
飛雪千里(プロフ) - 主人公の性格、結構好きなんです…！これからも応援しております！ (2021年8月7日 6時) (レス) id: a85e3a5ae3 (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 続きが読みたいです！！楽しみに待ってます！ (2020年8月24日 21時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
ブラックタクシー - ナタさん» なんてことだ…それはそれでいいですな！！(( (2018年11月11日 21時) (レス) id: 27c531e17b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブラックタクシー | 作成日時：2018年9月23日 13時
