オレ様社長に恋をして 2 (ページ13)

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43. 小さい？ページ13

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めぐみが前に言っていた言葉を

思い切って口に出した。

心の奥にある疑問というか

たまった泥を吐く勢いで

その疑問を言葉にした。

「い、い、痛くないんです！
初めてのエ○チはすっごーく痛いって
聞きました！
だけど、痛くないんです！！
だから社長とシテるわけないんですっ！！！」

断末魔のような私の声が部屋に響き

その後、水を打ったように

シーンと静まり返る部屋の中。

ああ……

終わった……

完璧に私の人生、終わった……。

こんなこと絶対男の人前で

言いたくなかったのに！

よりによって、密かに想いを寄せてる社長に

こんな言葉を口に出すはめになるなんて……

身体から力が抜けた。

まさに放心状態。

そうやってぼんやり天井を見上げてると

さすがの社長も呆れたみたいに首を振って

ため息を吐いた。

『痛いって……
学校でそう教わったのか？……』

学校……？

ソレって学校で教わるものなの？

学校は、普通の性教育しか教えないよね？

ぽかんとしつつ答えた。

「え、いえ、ち、違います…
その、なんて言うか、
仲のいい友達がそう言ってて…」

『それって、男次第なんじゃねーの？』

妙にきっぱり言い切る社長。

へ……？男の人次第？

…って、ことは……。

「社長のは……小さい…とか…ですか？」

『は？！バーカ！
オレ様のはマグナム級…って、
そういうことと言ってんじゃねーんだって！」

「はい……」

『だから、男がきちんと時間かけて
ゆっくりと感じさせてヤッたら…』

「か、感じ…さ、さ、させて…って///」

待って、待って、待って…

わ、わっ、私…

感じさせてもらったから、痛くない…？

「すいません！
いろいろシ…てもらっておきながら
ま、全く…覚えて…ま、せん…///」

『ククク…、二回シタって言うのはウソだよ』

「…っ！やっぱりウソじゃないですか！」

シテないって言葉にホッとして

社長の体を私の上から引きはがし

シーツを引っ張りあげると

自分の胸を隠した。

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