オレ様社長に恋をして 2 (ページ11)

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41. 人生初の… ページ11

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いや、ちょっ、ちょっと待って、、

落ち着け私！

まず、こんな時はラマーズ法。

…じゃなくて、深呼吸するんだ！！

「スー、ハァー、スー、ハァー…」

あ、これ、あれだ！！！

たぶん、これって私の勘違いってやつだ！！！

なんかこう、歯を磨いてる途中に

歯ブラシを奥まで入れすぎて

オェーってなって

粗相した服を社長に脱がせてもらった…

とかだ！

社長が上半身裸なのも

朝のすがすがしいお風呂上がりで

たまたま、とかで…

曲がり間違っても

社長と人生初のエ○チをしそうになってるって

シチュエーションじゃない……はず！！！！

「あ、あのっ……もう、大丈夫なのでっ！」

社長の裸の肩に両手を置いて

ぐーーっと距離を取ろうとするけど

「バカ。こうなったら最後の最後まで
俺に脱がせろ。
お前の下着姿を見たらちょっとだけ
やる気が出たんだから』

「さ、さ、ささ…最後まで！？
やる気が出た…って！？」

待って！

社長の言葉に目が点になりながらも

私は必死に抵抗した。

「いえ、そんなソコは…
社長の手を煩わせるわけには――…
わっ……！！！」

社長は私の両手をやすやすとつかむと

あっさりとシーツの上に押し付けた。

え、このシーツ……？

急激に冷静さを取り戻す頭で

部屋の中をきょろきょろと見回すと。

そこは私のベッドでもリビングでもなく

社長のベッドの上だった。

いやーー！！

なんでーーー！！！

どうしてこうなったのーーーー！！！！

これは私の勘違いだって

笑えない状況になってた。

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